緊急事態宣言によりほとんどの映画館が閉鎖を余儀なくされました。
生活の一部に映画館に行くことがある人々にとっては、本当にもどかしい2週間になるのではないでしょうか。私もその1人です。
しかし、最近ではサブスクと言われる定額制の配信アプリが増えてきたこともあり、いつでもどこでも映画が見れる時代でもあります。
私は映画館で見ることが一番ですが、Netflixの作品もすごいです。今回はまた家での時間が増えた今だからこそ、見て欲しいNetflixの作品をシェアできたらなと思います。
映画「私というパズル」

https://eiga.com/movie/93563/gallery/
あらすじ
ボストンで暮らすマーサは、パートナーであるショーンとの間に授かった赤ん坊を自宅で出産する準備を整えていた。
助産師イヴ立ち会いのもと、壮絶な痛みを乗り越えて出産するが、赤ん坊はすぐに死んでしまう。
計り知れない悲しみと喪失感の中で、マーサはパートナーと対立していた。前向きにいきたい夫と生まれてこれなかった子供のためにやるせない気持ちのマーサにはすれ違いが生じていた。
高圧的な母との関係に苦悩するマーサ。やがて彼女は、世間から誹謗中傷を浴びせられる助産師イヴと法廷で対峙することになるが……。
生まれてこれなかった子供のためにマーサが向き合い続けた後に起こったことは・・
冒頭の20分で映画の世界に引っ張られる
自宅出産の悲劇にあった女性の苦悩と再生を描いたヒューマンドラマ映画ですが、この映画の冒頭20分が本当にすごいです。
簡単に言えば最初は自宅出産のシーンから始まります。しかしそのシーンは20分以上でまるでワンカットで撮っているような映像。
見ていくたびに彼女の様子が心配になり、見ている側も力が入ってしまうようなリアルさです。
彼女が疲れる姿や生まれることへの恐怖など。少しずつ変わっていく体調の変化や自然にでるゲップまで鮮明に映像が流れていいます。
彼女の出産の辛さや大変さを私たちに鮮明に感じさせます。
ドラマ「エミリー、パリに行く。」

あらすじ
シカゴのマーケティング会社で働いていたエミリー(リリー・コリンズ)は、パリに転勤予定だった同僚が妊娠したことにより、代わってパリに移り住むことになる。
しかしフランス語は話せない、シカゴには恋人がいることもあり、パリに行くための準備は全くできていなかったエミリーだった。彼氏の反対はあっったのだが夢の国パリで働くことに胸を膨らませてシカゴを出発した。
フランス語が話せない&アメリカ式を持ち込むエミリーを煙たがる同僚、アメリカ文化とは異なる価値観を持つフランス人たち、恋愛観の違うフランス人男性などに戸惑いながらも、彼女は文化の壁を超えて困難に立ち向かっていく。
しかし、シカゴの彼との問題や人間関係が絡まっていき乗り越えるべき壁が大きくなっていくが、彼女はどのように乗り越えていくのか・・
リリーのファッションとパリの世界観を楽しむ
この映画の魅力ポイントといえば、美しいパリの風景とリリーコリンズのファッションではないでしょうか。とにかく全てが美しい。
さらには、リリーコリンズの一つ一つの表情。恋する姿、頑張る姿。彼女のいろんな面が表れてリリーコリンズ好きにはたまらない映画です。
そんなに心の底を抉られる内容ではない恋愛映画です。他にも、アメリカやフランスの文化を感じれたりと比較的、気軽に見れる映画ではないでしょうか。旅行気分を感じれますよ。
映画「最高に素晴らしいこと」

https://eiga.com/movie/92579/
あらすじ
インディアナ州の小さな町。
高校生のセオドアは、同級生のバイオレットが橋から飛び降りようとしている場面に遭遇する。
彼女は数カ月前に姉を交通事故で亡くして以来、周囲に心を閉ざしていた。そんな彼女は自身も精神面に問題を抱えていたが、学校生活の中でバイオレットのことが気になり始め、州内の名所を巡る学校の課題のパートナーに彼女を指名する。
嫌々ながらも課題に取り組み始めたバイオレットは、セオドアと過ごすうちに笑顔を取り戻していくが……。
2人の淡い恋愛や関係性はどのようになっていくのか・・・
感じれる淡い恋愛観
まさに学園ロマンス映画。
内気なセオドアが、少しずつ心をひらきかけて恋をしていく。がっつりな恋愛映画とは少し変わってきますが、ある意味、現実的な淡い恋愛を繊細に描いています。
主演はエル・ファニング。彼女が思春期の細かな感情の変化を描いています。家にいる今、恋愛する機会も減ってる人も多いかと思いますが、映画で恋愛観を取り戻すには匹敵の映画です。
まとめ
さぁいかがだったでしょうか。
今回のアカデミー賞では、Netflix作品が5つほどノミネートされていました。これは大きな時代の変化でもあります。
Netflix作品も見逃せませんね。
映画館に行けないいまだからこそ、今見る価値があるのだと私は思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。