特に日本では大人から英語をやり直したい。英会話をできるようになりたいと思う人がたくさんいます。
社会人になって忙しい毎日でも時間を作って英語の勉強をしている人も多いはずです。
一方でオンライン英会話を始めてみたけど結局継続してレッスンをやらず・・
のような事態を経験する人もいると思います。
結論は大人からでも確実に英会話を習得することはできます。100%です。
ただしそれを習得するにはいろんな課題を乗り越える必要があります。さらには大人だからこそすべき英語学習法があります。
今回は大人からもう一度英語を頑張りたい人に向けて以下の事を語っていきます。
● 大人が独学で英会話を習得する勉強法
● 私が感じた独学英語のメリット・デメリット
● 英語を継続できない人の特徴
● 大人のやり直し英語勉強法のコツ
日々仕事などいろんなことに追われて忙しい日々だと思います。そんな環境でもあなた次第で英語は確実に身につける事ができます。
時間が限られている中、効率的に効果的に英語を学びたい初心者は必見です。ぜひご覧ください。
大人が独学で英会話を習得する勉強法
大人が英会話を学習していくには確かなプロセスを踏む必要があります。どんな学習法でも英語に触れていれば意味はあると思います。
ですが子どもが言語を習得するように無闇に聞いたり話すだけでは上達に時間がかかります。
私は大人だからこそもっとロジカルに学ぶのが効果的だと自身の経験から感じました。
❶ 単語と文法の大量インプット
私はなるべく短期間で英語の知識を大量にインプットするのが1番効果的だと思います。これが1番効率的です。
単語は短期間では身につけられないほどの数がありますが、文法には限りがあります。
特に英会話を習得するためであれば中学で習うシンプルな文法を使えれば十分です。
英語の初心者は「最初の3ヶ月で本気でインプットをする」などのように期間を決めて一気に取り組む事がポイントです。
一気に大量インプットする方法は下記の記事で語っていますのでぜひご覧ください。
❷ アウトプットする機会
英会話学習で1番苦労する部分が英語を話せる機会を得られない事です。
せっかく大量にインプットしたとしてもそれを使う練習をしない限り英会話の成長は期待できません。
いかに会話の練習をする機会を多く得られるかは英会話の上達の鍵です。
【大量のインプット】 ⇆ 【アウトプットの機会】
この繰り返しが基本です。
英会話は覚えることがゴールではありません。それを会話で使えて初めて知識が身に付いたといえると思います。
もし英語をアウトプットできる機会については下記の記事で語っていますのでぜひご覧ください。
❸ 英語の勉強を継続させる
正直英会話の学習は継続できるかに尽きる部分が大きいと思います。
どんなに頑張っても3ヶ月やそこらでペラペラになるのは不可能に近いです。
ましてや忙しい大人が習得するとなるとたくさんの学習時間を確保するのも難しいと思います。
ですが毎日数分でも継続させる事が大人でも英会話を習得する1番のポイントかもしれません。
私も何度も会話がうまくいかず辞めたいと思ったこともありました。ですが辞めずにここまで続けられてよかったなと思います。
モチベーションが下がった時の対処法は一つのポイントです。
もしモチベーションに関してお悩みなら下記の記事で語っています。ぜひご覧ください。
独学英語のメリット・デメリット
本来、英語を習得したいと思ったならば「英会話スクール」に通うことを決断することの方が多いはずです。
それも英会話を習得する一つの手段です。
ですが私はこれまで独学にこだわって英語学習を続けてきました。
これまで約2年半以上、ほぼ独学で勉強をしてきて感じたメリット・デメリットを以下にまとめました。
メリット
・圧倒的にコスパを抑える事ができる
・どこかに通うよりも明らかに学習効率が良い
・時間に自由が利く
デメリット
・モチベーションを保つのが難しい
・アウトプットの確保が難しい
・つまずいた時の解決法に困る
1番のポイントは「モチベーション」です。
これさえ保つ自信があれば絶対に独学で英会話を勉強した方が良いです!
気づいて欲しい事があります。確かに英会話スクールに通う事も正しいです。
ですが結局勉強をしている内容は独学で学ぶ事と変わらないです。内容はあくまで同じです。
私は「英会話スクール=英語を継続するモチベーションを保つコミュニティ」と考えています。
結局学習する内容は同じなので。
英語の必要性が人生で高い人ほど絶対に独学をおすすめします。
英語を継続できない人の特徴
学習において1番と言っても過言ではない「継続」。
なぜ大人から始めた人は辞める人が多いと思いますか?
それには様々な理由があります。
確かに忙しい環境下にいる事はそうですが、それは各々によって環境の理由であったりその人自身によって変わってきます。
1つ目は「達成感や成長を感じれなかった人」です。
これには多くの人が当てはまります。英会話は成長を感じるのが難しいと私は思っています。
英語が聞こえない・話せない・話せる自分が想像できない。そのような思いを私もたくさんしてきました。
しかしそれは違います。毎日学習をすれば必ず成長をしています。やめる多くの人は自分の成長に気づけていないということです。
単語一つ覚えたことも立派な成長ですからね。
2つ目は「日常や人生において英語の優先順位が低い人」です。
誰もが「あの人のように英語を話せるようになりたい。」や「こんな風に話せたらいいなぁ」と憧れを持って英会話の学習をスタートさせますよね。
厳しい事を言いますが、それだと継続しない可能性がとても高いです。
それは英会話の優先順位がきっと低いからです。別に話せなくてもあなた自身に傷を負うこともない。人生において必要でもない。
なぜ英語を勉強するのか?という目的がぼんやりしていると継続させるには難しくなります。
この代表的な2つの例に当てはまる人がほとんどなのではないでしょうか。
ではどのような考え方を持てば継続させることができるのでしょうか?
大人やり直し英語勉強法のコツ
それでは大人のやり直し英語の勉強法をシェアしていきます。
今回はどんな学習方法があるのか?よりも学習の継続に焦点を当てた方法をお伝えしていきます。
英語学習に魔法のような方法はありません。
どんな方法であれ学習を続ければ絶対に身につける事ができます。すぐに実践できる事なので参考にしてください!
コツ① 継続できる学習の土台を作る
これを最初から理解をしておくことが重要です。
どんなに忙しくても1日に数時間は学習しなければいけないと思いますよね。
でもそれを3年後・5年後あなたの今の学習の量は継続できているのでしょうか?
私も経験しましたがこちらがよくある例です。
英会話を勉強しようと決意した人がいました。その人は最初は気合が入って1日4時間のカリキュラムを自身で作りました。しかし継続ができたのは気合が入った最初だけでなかなか成長が感じられず、やがては学習をしなくなってしまいました。
大切なことは「あなたの今の学習の形は数年後も確実に継続できていますか?」ということです。
極端に言えば「1日6時間の学習」は難しそうですが「1日5分のシャドーイング」は何年も継続ができそうですよね。
あとは学習の欲があればプラスαで何時間も勉強をすれば素晴らしいです。
あなたの最低限のボーダーラインを下げてみてください。
年単位で見た時に「本当にそれは継続できるのか?」と俯瞰して考えていただきたいなと思います。
時間がある時は単語帳を読んだり、文法を確認したりとじっくり時間をかけて学習すれば良いと思います。
ですが時間がない時は洋楽を聴いたり、5分シャドーイングするだけなどあなたの最低のボーダーラインをするように心がける事が大切です。
私はやる気がない時はアメリカのコメディドラマを1話みるだけでそれを1日の学習としていました。
それが英語に触れる私のルーティーンだったからです。
確かに1日にどれだけ学習できるかは大事ですが、それよりも大切な事は何日連続で英語に触れ続けることができるのかです。
コツ② 学習量より継続を意識
忙しくて時間がなければ1日5分や海外の映画を見るだけも大丈夫です。
時間がある時に単語帳や文法の確認をしていけば学習効果は十分感じることができます。
それよりも英語に触れることを癖づけていきましょう。
一つのモットーにして欲しいことは「何日連続で英語の学習をしたのか?何日連続で英語に触れたのか?」です。
確かに1日に学習できる量が長い人はそれに越したことはありません。しかしそれよりも大切なことは継続です。
もしやる気が一時的になくなった時は映画や音楽で英語に触れてください。単語帳を開いて5つ単語を覚えるとかでも大丈夫です。
次やる気が起きるまで英語を楽しむだけで大丈夫だとあなた自身を許してあげてください。
とにかく継続させてみてください。そこにあなたの答えを感じることができると思います。
コツ③ 自分の環境を英語の世界する
英語を学習する時間がなかったり、モチベーションがない時はあなたの身の周りの環境を英語にしていく事をおすすめします。
日本語を消していく作業ともいえます。
私は家にいる間はなるべく英語の世界を生きられる環境をつくりました。
英語のラジオを流してみたり、洋楽を聴いていたりしました。
究極はテレビは常にアメリカのドラマをつけっぱなしにしていました。
どんなに忙しくても嫌でも英語が耳に入ってくる環境を自ら作っていました。
このように環境を変えていくことで、頭が常に英語に意識が向くようになります。
英語学習の時間を取らなくても日常で「これは英語でなんていうんだろう?」と全ての言葉が英語につながるようになります。
よく言われるのはIphoneの設定を英語にしてみるとかも効果的な方法ですよね。
最初はストレスかもしれませんが、これも継続していくことであなたのそばに常に英語があることが通常になっていくのを実感できると思います!
コツ④ スピーキングとリスニングに焦点
英会話はコミュニケーション能力が不可欠です。
確かに知識を書いて覚えたり、読んで吸収することも良い手段だと思います。
あまり時間が取れない人にはおすすめしません。
あくまで英会話をできるようになるための話す練習にフォーカスをしていくべきです。
私も単語や例文はなるべく声に出して音で覚えるように意識をしました。
今は声に出せても実際にスペルがわからない単語たくさんあります。
マイナスに聞こえますが、これがコミュニケーションのために音で学習してきた証だと思います。
私はこの2つの要素に焦点を当てることが1番効率的な方法だと思います。
単語帳や文法書を読むにしても声に出してみる。
これがリスニングとスピーキングを鍛える基盤です。
コツ⑤ いつでも学習できる場所を作る
これには1つ有名な話があります。
今では日本人ハリウッド俳優として活躍している山下智久さん。
彼もアイドルで死ぬほど忙しいながら英会話を学習している1人でした。
今では英語で流暢に演技をする俳優ですが彼も忙しいなりの工夫をしていたと聞きました。
それは常に英語の学習ができるように机には必ず単語帳や文法書を開いて置いていたそうです。
1日5分でも学習にすぐに取り組めるように常にその状態にしていたと聞いた事があります。
この話でもわかるように環境を作っておくことは忙しいあなたに大切なことだと思います。
いつでもそのモードに入れる場所や状態を作ることは継続と成長を与えてくれます。
大人からでも忙しくても英会話学習は継続できる
どんなに忙しい人でも英会話学習を継続することは可能だと思います。
もちろんスキル習得時間の差は人によります。
ですが例外なく必要なことは「継続」です。
どんなに忙しい人でも1日の5分や3分の時間は捻出できると思います。
あなたに最初に身につけて欲しいことは「英会話・英語を続ける力」です。
たくさんの環境や事情があります。
それでも本当に英会話を習得したいならば1日5分から日々の英語の時間に費やしてみてください。
大切なのは何日連続で英語に触れ続けたのかですよ。
私と一緒にこれからも頑張っていきましょう。