英語の勉強のスケジュールを立てることは上達するには大切なことだと思います。
忙しくて勉強をする時間を作る事ができない・・上手く継続させることができない・・・
いろんな英語学習の悩みがあると思います。基本的にはしっかり学習スケジュールを立てることで解決できます。
特に短期間で効率的に学習をしていくならスケジュールは立てるべきです!
私も英会話の勉強を始めたのは24歳で、仕事との両立に追われている人間でした。
今回は英語の勉強を効果的に進めていくための英語学習のスケジュールの立て方をシェアしていきます!
●英語勉強のスケジュールの立て方
● 誰でもできる英語学習の1日のスケジュールの立て方
● スケジュールを長く継続させるためのポイント
英語を習得の大きな要素として勉強を継続させることはよく言われます。
継続は才能ではありません。誰もができることです。
英語を継続させるコツとして日々の学習のスケジューリングが必要だと考えます。
社会人で忙しい人、うまく英語学習を継続できない人、どうしても英会話を手に入れたい人などこの記事を参考にしていただければと思います。
英語の勉強スケジュールの立て方
スケジュールを作成してあなたが目指す方向性を示していきましょう。
ただ話せるようになりたいではなく、英語の何をできるようになりたいのかを明確にして学習することを絞ることができます。
より最短で成果を出すために必要なステップは以下の流れです。
● 最終的な目標を明確にする
● 目標に必要な勉強法を決める
● 短期目標を決めていく
最終的な目標を明確にする
単に英語をできるようになりたいとなっても様々な目標があります。
英会話にしてもどれくらい話せるようになりたいのかを明確にすることで勉強内容も変わります。
例えば以下の目標が挙げられます。
・旅行で英語を話せるようになりたい
・TOEICで990点を取りたい
・ビジネスで使えるようになりたい
・通訳をできるようになりたい
目標によって必要な期間も変わると思います。旅行程度の英語なら長くても1年くらいで身につけることができるでしょう。
ですが、求める目標が高くなると2〜3年必要になります。
あなたの目標がおおよそでどれくらいの期間が必要なのか目安をたてましょう。
目標に必要な勉強を決める
目標によってするべき学習も大きく変わります。買うべき教材も変わってくるでしょう。
どんな知識や勉強法が必要なのかをリサーチしましょう。
例えば目標によって以下のように勉強法が変わると思います。
・TOEICで高得点を取りたい
→ リスニングやライティングの勉強。文法重視の知識をインプット
・英会話をできるようになりたい
→スピーキングの練習が必要。発音を学ぶ必要あり
最初は楽しめる程度の英語学習をおすすめします。
最初からハードルを上げすぎるとモチベーションがもたない可能性があります。
必要なことはたくさんあると思いますが、レベルを見極めてその都度学習内容を振り返るのが大切です。
短期目標を決めていく
目標達成から逆算をして短期の目標を立てていきましょう。
例えば以下のような短期目標があります。
❶ 月間目標
→ 単語帳を3周はする。文法を1通り終わらせる。英会話を20時間以上など・・
❷ 週間目標
→ 1つの題材をシャドーイングする。単語帳50ページ覚える
❸ 1日の目標
→ オンライン英会話1レッスン。シャドーイング30分
無理に詰め込みすぎず、余裕を持ってスケジュールを立てるのもポイントです。
しっかりスケジュール通りに進めることも大切ですが、不定期な予定もあると思います。
柔軟に対応できるように継続できる程度の量をおすすめします。
英語勉強の一日のスケジュールの立て方
もちろん長期で目標を立てることも大切できすが、1番大切なのは1日のスケジュールだと思います。
どれだけ最終的な目標を見据えても、全ては1日の積み重ねだからです。毎日英語習得にどんなことができるかを考えられることがポイントです。
主に以下の4つの段階に従って説明をしていきます。すぐに行動にできるような内容になっていると思いますので参考にしてみてください。
❶ あなたの日々の生活を見つめ直す(無駄な時間を洗い出す)
❷ だいたいで1日のどこで学習するかを決める
❸ 限られた時間であなたに必要な学習をカスタマイズする
❹ スケジュールに必ず余裕を作ってあげる
❶ 日々の生活を見つめ直す(無駄な時間を洗い流す)
最初は時間を作ることから始めていきましょう。
私の経験上「時間がない!」とよくいう人は1日に何度か時間を持て余すようなことをしています。
それは人間が無意識的にしているようなものです。
一度あなたの生活を見直してどれくらい無駄な時間があるのかを知る必要があります。
私の英語にまだ本気になれていなかった頃のタイムスケジュールを例に解説していきます。
これが私が英語を学習していなかった頃のタイムスケジュールの例です。
ここで注目していただきたいのが「free」という部分です。
これは基本的に私が「ぼーっとしている・携帯を触っている・テレビをみている時間」を表しています。
どれだけ私が仕事が忙しいと思っていたとしても1日の中で生産性のない時間が必ず4時間はあったわけです。
きっとあなたにもこのような時間は少なからずあると思います。
私のこの時間が英会話学習時間にカスタマイズできるわけです。
このようにあなたの1日のスケジュールを見つめ直してみてください。このようにして振り返ってみることであなたの時間は作り出す事ができます。
❷ だいたい1日のどこで学習するのかを決める
あなたにも時間があるということを確認できたら、次は1日のどこで学習するのかを決めていきましょう。
それは学習リズムをうまく作っていくためです。
無計画に空いた時間にやる・その場でやれることをやるというのはある意味臨機応変に見えます。
ですがこれは継続につながる可能性が低いです。
またこれを決めることは英語学習のON・OFFを自然に作ることができます。
私がおすすめする時間帯は朝or寝る前ですね。
この時間帯が多くの人にとって落ち着いて集中して勉強できる時間帯なのではないでしょうか。
逆にいうとこの時間以外は学習をしない事がポイントです。
よく隙間時間も学習をするということがポイントとも言われています。
ここではスケジュールの話ですのであえて学習のメリハリをつけてあげるほうがより効果的です。
❸ 必要な英語学習をカスタマイズする
英語を学習する時間が決まったら、次はその時間にどんな学習をするのかをカスタマイズしていきましょう。
ここで大切にしていただきたいポイントがあります。
● 必要な要素見極めて学習内容を決める
● 同じ学習を何時間もしない
この2点です。
最初の「必要な要素を見極めて学習内容を決める」についてです。これは無駄な学習はできるだけ避けようという事です。
私だったら英会話を上手くなるための最短で必須な要素はスピーキング・リスニングなわけです。
なので学習の要素をこの二つに絞ったスケジュールを組んでいました。これがTOEICだったらまた必要なことが変わってくると思います。
二つ目の「同じ学習を何時間もしない」ということについてです。
例えばあなたに2時間の学習時間があったとして、「その2時間全部単語学習に当てる」というのは効果的ではありません。
英語学習は少ない時間でも毎日続ける事が効果的です。
30〜1時間ごとには違った学習を取り入れ、その形を継続させる事がより効果的な方法です。
あなたの学習方法にバリエーションを持たせてみてください。
❹ スケジュールに必ず余裕を作ってあげること
最後にあなたのスケジュールで1番確認してほしいことがあります。
それはスケジュールを詰め込みすぎていないかという事です。
よくあるのは気合が入ってたくさんの学習時間を詰め込みてしまい続かないというケースです。
スケジュールの余裕はあなたの心に余裕を与えます。
英語のスキルは何年もかけて積み上げていくスキルです。
最初のモチベーションだけを考えるのではなく、先を見通して継続できそうなスケジューリングをおすすめします。
例えばあなたに2時間のフリータイムを発見しそれを英語の学習時間に充てようとしたとします。
よくないことはそのまま2時間を英語の学習時間に充ててしまうことです。
どんなスケジュールでも最低30分〜1時間ほどは余裕を持たせて欲しいです。
この例では1時間半程度の学習が適していると考えます。
英語の勉強スケジュールを実行するポイント
ここからはどのように実行・継続をしていくのかについてお伝えしていきます。
うまく設計したとしてもそれをどれだけ継続できるかに全てはかかってきます。
継続は誰でもできます。できない人はこの世にいません。だからこそ継続できる可能性を上げるポイントを4つお伝えしていきます。
❶ 1日の課題に常にフォーカスする
❷ 1日の時間限界の勉強は与えないこと
❸ 習慣化できるまでは頑張りどころ
❹ ご褒美や数値化でモチベーションの維持
❶ 1日の課題に常にフォーカスする
英語学習は本当に長い道のりです。だからこそ上を見過ぎないことを一つ大切にして欲しいなと思います。
繰り返し自分のゴールをみてしまうと今のスキルに情けなさを感じ、モチベーションが奪われてしまう事がよくあります。
せっかくスケジュールを立てたなら常に「それをどれだけ連続で達成できるのか」に焦点を当てていくことをおすすめします。
私がよくやっていたのは「TO DO チェックリスト」です。
一つのタスクを終えるたびにチェックをつけていました。小さいながら達成感を味わえていたのでおすすめの方法ですよ。
❷ 1日の限界の勉強量は与えないこと
これは先ほどのスケジュールの立て方でお伝えしたことですが、とにかく1日のスケジュールを一杯一杯にしないことがポイントです。
心の余裕を持たせて上げること。
❶では1日の課題にフォーカスと言いましたが、ここは先を見て学習量を考えていく事が大切です。
少しややこしくてすみません。ですが学習をしていく中でこの大切さに気づいていけると思います。
❸ 習慣化できるまでは頑張りどころ
継続できない多くの人の特徴として習慣化できる感覚を体験することなくやめてしまう傾向にあります。
正直言いますが、継続は簡単なことではないです。ですがこれはずっとではありません。
最初の2〜3週間程度同じ形で英語の学習を継続することができれば学習することが少し楽になってきます。
私はこの感覚を手に入れるまでを大切にしてほしいです。これは誰でも乗り越えなければならない1つの壁だと思います。
ですが、この壁を乗り越える事ができればある意味勝ち組なわけです。
私はもう2年半以上英語学習は継続していますが、逆に辞める理由やタイミングがわからず日常の当たり前のようになっています。
こういった感覚を大切にしてください!
❹ ご褒美や数値化でモチベーションの維持
もし継続に自信がないのなら、学習ごとにあなたにとってのご褒美を与えて上げることは一つ効果的なポイントです。
そのままスケジュールに組み込んでしまって大丈夫です。
「1時間英語の学習した後は1時間大好きなゲームを30分する時間を与える」
「オンライン英会話30分頑張ったら甘い物を食べる事ができる」
というような感じです。
1番効果的なことは、あなたのご褒美をわざわざスケジュールに組み込むことです。
そうすることでモチベーションにもつなげる事ができます。
私はモチベーション維持のためにTOEICを勉強せずに受けていました。
英会話ができたらよかったので、受ける必要はなかったのですがあえて勉強をせずに受けていました。
自分の英語力を数値化してそれをモチベーションに繋げていました。
以上が英語の勉強のためのスケジュールの話です。
あなたにきっとぴったりの方法だと思います。
ぜひ参考にしてください。
1番は行動に起こしてみること。
一緒に頑張っていきましょう!