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【アカデミー賞!】最近私がおすすめする名作白黒洋画 2選〜映画好きには外せない〜

今回ご紹介する映画は、映画好きな人ならぜひ見て欲しい映画です。

映画は、一種の映像美のような気がしています。今や4Kという物が普及され、役者の毛穴までが見えてしまうほどの美しさは本当に否めません。



しかし今ある映画も、長い昔から積み上げられてきた映画があるからです。



時には「ローマの休日」のような映画の原点に戻ることも何か新鮮さを感じさせてくれるのではないでしょうか。僕は、白黒映画を見た時、今見るからこそ感じられるものがあったように思います。



そんな現代でも“最新の“白黒映画が作られていることを今回はご紹介したいと思います。

let’s get strated.

映画「マンク」from Netflix

https://eiga.com/movie/94003/photo/

あらすじ

映画史の中で歴史的傑作となっている『市⺠ケーン』。



これは、アカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを主人公に描かれた物語である。



マンクは、若き天才のオーウェンに脚本を90日で仕上げるように迫られていた。しかし、アルコール依存症に苦しんでいたマンクはいたってマイペースだった。しかしその後、マンクは集中モードになり、13日という短い期間で200ページを書き上げるのだった。



ある時、パラマウントで仕事をしていたマンクは、マリオンという女性と出会う。そこに彼女の愛人でもあるウィリアムという男が現れた。彼は、映画界を牛耳るくらいの存在でマンクは気に入らなかったが、ウィリアムはマンクのことを気に入っていた。



その後、カリフォルニアの知事選の対策で、ウィリアムがカリフォルニア当選に協力をする形で対策映画を作ろうと企画を立ち上げる、その監督をするのは、マンクの親友のシェリーだった。シェリーはこの仕事に良い気持ちを持っていおらず、シェリーを救うためにマンクはウィリアムを探しにいくが・・



だんだんと崩れていくマンクとウィリアムの人間関係。そして崩されていくシェーンの心。それでもマンクは脚本を仕上げることはやめなかった。



それは、社会を強く風刺続けるため。この生まれた「市民ケーン」はある人物を風刺していた・・

この世界観だからこその白黒の世界

Netflixでの配信に先駆けて劇場公開されたこの作品は、高い評価を受けておりアカデミー賞の本命ではないかとも噂されていました。



映画好きなら通るであろう傑作『市民ケーン』と、それらが作られていたハリウッド映画の裏側のバックグラウンドが主な題材になっています。



そこの再現性に素晴らしさを感じ、今だからわかる昔の映画の魅力さ。映画の原点というものを感じられるのではないでしょうか。



ただ、難しい話です。時代背景や実在した人物の情報などの説明が最小限にされているために一度で理解するのは難しいかもしれません。


ただ、現代にいるから感じられる本物のハリウッド映画の世界観を感じられるのは間違いないです。

映画「マルコム&マリー」

https://cinemandrake.com/malcolm-marie

あらすじ

自分の映画のプレミア上映を終えて帰宅した、脚本家とその恋人。



2人は恋人同士であったが、売れた脚本家と売れない女優でもあった。2人はお互いを理解しようとしていたが、心の奥底にあるプライドが隠せないのも事実だった。



特に彼女は売れて喜ぶ姿を目の前にしてもどかしい気持ちになっていく。そんな中、2人の空気は不穏なものへと変わっていった。



それぞれが隠していた感情と事実を明らかにしていく2人。



2人の恋の行方はどうなっていくのだろうか・・・

見逃せない2人だけの芝居

すごいです。



約2時間の映画で、出演者は本当に2人だけです。笑 エキストラも何もない。本当に2人だけです。



普通の映画なら何ヶ月もの年月を約2時間程度にまとめていますが、この映画は違います。



本当に2時間で起こったことを映画でそのまま表現しているようです。2人が出演し続けるんです。



そこのタフさに僕は感動しました。でもその2時間の中身はすごく濃くて、熱い話し合いが繰り広げられ、2人の感情の行方が本当に豊かなんです。



おそらく時代背景の関係で白黒にしているようですが、音楽もない、かっこつけるアングルもない。



本当に2人の演技のみで完成させられた白黒映画です。



本当に必見です。

最後に

人間てやはり新しいもの好きじゃないですか。



綺麗なものとか楽なものとか好きだと思うんです。でも、そういうのが生まれた要因には必ず過去の苦労があるのは間違えないです。



映画も同じだと思います。



白黒映画が反対を行くおしゃれな要素も確かにあると思いますが、そいういう苦労があるからこそ、あの2色の絵が素晴らしいと思う部分もあると思います。



一度、新鮮な気持ちになって僕は見て欲しいなと思います。



本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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