大人になって仕事が忙しいくても英語を話せるようになりたい。時間がないので独学でも頑張りたい。
でもなかなか自分におすすめの方法が見つからない・・効果的かわからない・・そんな不安を抱えながら英会話を進めている方もいると思います。
結論、独学だけで英会話を習得することはできます。
私は海外に一度も留学に行くこともなく、独自で勉強や英語を話す機会を得て英会話を育ててきました。
今回は主に以下のことを明らかにしていきます。
● 独学で学習するためのポイント4つ
● 陥りがち!やってはいけない学習
● 独学学習5ステップ
同じ状況で英会話を向上させたい人はたくさんいると思います。
しかし「身につくのか不安」「続かない」といった理由を抱える人々がほとんどだと思います。
でもそれを勝ち抜いた人が英会話を身につけます!
でもどんな感じで日々の勉強をしていくべきか。それは確証を持って学習をしたいはずです。
ゼロから独学で勉強をするためのコツ4つ
早速、独学で学習をするためのコツをシェアしていきます。
基本的には英語の知識を増やすのではなく、話せるようになるためにはどうしていくべきかに重点をおいて話していきます。
特別なことはありません。あなたがすぐに行動に移せる内容です。参考にしてください。
①学習を継続させるための土台を作る
あなたが一番先に知りたいことは具体的な学習方法ですよね。「何を何分ずつ、一日どれくらい勉強すれば良いのか」ということではないでしょうか。
確かにそれが一番核です。でもその前にもっと大切なことがあります。
それはあなたが英語学習を続けるための土台を作ることです。
正直、英語を習得するのに魔法の近道は存在しません。どんな道であれ数年単位の「継続」が1番の近道と言われています。
あなたにどんなに適した方法が見つかってもそれを継続しない限りは身に付かないわけです。
私があなたに「単語30分 英会話30分 文法30分 シャドーイング30分」毎日やりましょう!とそれを始めても続かないと思います。
今学習する気があっても、6ヶ月後にはそれがなくなっているかもしれない。それでも決めたことはやり続ける必要がある。できる。
それを継続できてこそ「真のルーティーン」だと思います。それを作り上げることこそが英会話上達のカギであるのは間違いないです。
②英語に触れることを日常化させる
特に独学で英会話を習得するための心得として覚えてほしい事は「英語に触れ続ける」という事です。
どんなに忙しくとも一日5分でも1分でも、英語に触れない日は0にしてみてください。
・1日洋楽を一曲聴く
・1日海外ドラマを英語音声で1話見る
・英単語帳を開く
・必ず1単語発音をする
・一文作る
どれか一つだけでもルーティーンの最低ラインとして習慣化してみてください。他にもできそうなことがたくさんありますが・・・・
ほとんどの人が「これだけでいいの?」と思ったはずです。しかしあくまで土台です。英語学習ルーティーンを作ること。これはあくまで最低ライン。
今やる気のあるあなたはこれだけでは物足りないと感じるでしょう。
でも考えてみてください。1年後成長を感じられらなくなりやる気を失いかけているとします。
あなたに最低ラインのルーティーン「洋楽を1曲聴くこと」だけ与えられたらどれだけ楽に感じることでしょうか。
1番ダメなことは、何も英語に触れない日を作ってしまうことです。
ここからあなたができること、やりたいことを少しずつ増やしていけばいいです。少しずつです。1ページずつ。1単語ずつ。
もしできなくなったら最低ラインに戻ればいいです。何もしない日が一番ダメージを受けます。
少しずつでいいからあなたのルーティーンを作りあげてください。
私は英語のモチベーションがある時は3〜5を当てることができました。
しかしそれが毎日続くことはありませんでした。日によっては確実にやる気を感じられない日もありました。
そんな日は洋画や英語のYouTubeを見ることをその日の英語学習にしていました。
自分自身にその学習だけで大丈夫と許可をしてあげていました。だからこそ英語学習を2年半継続させることができていると思います。
英語に触れ続ける事ができています。
何よりも最初に継続させることを大切にしてみてください。
③学習のバランスを考える
考えて欲しいのは英会話の上達に必要な要素です。言語の習得要素には主に4つのエレメントがあります。「聴く・話す・書く・読む」です。
特に会話で必要なのは「話す・聴く」ですよね。だからこそ毎日「どれだけ英語を聞いて理解し、どれだけ話すことにトライしたか」が大切な要素なんです。
この要素さえ抑えていれ今取り組んでいることも間違いではありません。
例えば、学習法が下記のようであったとしましょう。
・単語帳 1時間
・日記 30分
・文法 30分
それぞれのやり方にもよります。ですがここではより英会話にフォーカスをした考え方でカリキュラムを組んでみます。すると下記のようになります。
・単語を発音する 15分
・頭で文章を考えて声に出す 15分
・英語のラジオ聴く 20分
・特定の文法を使って声に出す 10分
しっかり会話に必要な要素「話す・聴く」にフォーカスをしています。
これが英会話習得における日常です。方法はあなたに合うものを取り組めばそれで十分です。
ただし正しい要素は間違えないでください!
書いても読んでも大きな遠回りになるだけです。誰もが始める時は机に丸かじりになります。
ぜひそれを脱却するルーティーンから始めてみてください。あなたに大きな変化をもたらします。
ぜひあなたの日常に変化を加えてみてください。
④意識は常にアウトプットすること
私は英会話の学習はアウトプットに尽きると思います。英会話の学習をよく知らない人ほどインプットに時間を使いがちです。
どんな学習においても常にアウトプットしていく事を意識してみてください。
例えば単語帳を使って単語をインプットしようとしている時、常に声に出してみてください。
何度も繰り返し発音する事で、実際の英会話で自信を持って発音する事ができます。
声に出して練習することが独学で大きなポイントです。
声に出して発音の練習をする。インプットしたことを実際のオンライン英会話でアウトプットしてみる。
あなたがアウトプットできる場所を頑張って作ってみてください。
この場所をどれだけ多く作れるかが独学で英会話を習得するためには大切なことです。
今ではオンライン英会話もありますから、会話を練習できる場所を常に模索する事が成長には欠かせないです!
独学で1番苦しいことは継続させる事との戦いだと思います。背中を押してくれるような先生もいません。全て自分の選択です。
具体的な勉強法は、実際の英会話スクールでやるような方法も独学でできるので特別はないです。
いかに継続させる事ができるのかにフォーカスしてみてください。
ペラペラになれないNG勉強法
独学にはデメリットもあります。その一つに学習方法や正しいと思う英語に確証がないことです。
そばに先生がいないことで、学習方法がよくないとしてもそれを指摘してくれる人はいません。
私も正しいと思っていた発音が実際全然違った発音だったという経験があります。
これは独学で間違った知識を得たことで起きました。
なので私も経験を踏まえて、あらかじめNG学習法として知っておいてください。今回は以下のことを紹介します。
● 黙って勉強する
● インプットに偏った学習
● 日本語に頼ってしまう学習
● 学習の間隔を空けてしまう
黙って勉強をする
英語の学習となるとつい多くの人が受験勉強のような方法を思い浮かべます。
実はそれは大きな落とし穴です。英語を話せるようになることが目的だと方法は変わってきます。
受験勉強と同じことをしても全く意味がないわけではありません。しかし大きな遠回りです。
英会話に必要なことはリスニング・スピーキングです。
極端に言えば英語のスペルがわからなくても正しく発音ができれば問題ありません。
それくらい2つの要素にフォーカスする必要があります。
そのためには普段から英語を口に出す癖・英語を聞くことを習慣にしていく必要があります。
インプットに偏った学習
英語の勉強で最も基本的な方法が単語を覚えることだと思います。
勉強となると何かの知識を身につけることが重要視されます。
しかし英会話はそれがゴールではありません。それを使いこなせて初めてゴールに辿り着くことができます。
なので全ての知識を覚えて終わっては意味がありません。
そのためにアウトプットするためのインプットをする必要があります。
常に「どの場面でどう使うのか?」を意識して学習してみてください。
これが英会話のためのインプットです。そしてアウトプットできる環境を探し求めてください。
日本語に頼ってしまう学習
英語がわからないから日本語で確認することは普通のことです。
確かにわからないから意味を確認することは大切です。
ですが英語がわからなくても日本語で理解をすれば大丈夫と考えてしまう人がよくいます。
英語と日本語は全く違った言語です。全ての英語を日本語に結びつけてしまうと混乱することがよくあります。
特に英会話では海外では「どんなニュアンスで使われているのか?」「こういった感覚で使う」といった英語自体の理解を深めていくことが大切だと思います。
最初は難しいかもしれません。ただ英語の学習にはできるだけ日本語を排除していきましょう。
学習の間隔をあけてしまう
独学の難しい部分は学習は全てあなた自身のやる気次第だということです。いわゆる強制力がないことです。
特に仕事をしながら空いた時間での学習スタイルは日ごとに学習の間隔が空いてしまうことがよくあります。
そうなると英会話の成長というよりは現状維持で止まってしまいます。
1日に何時間もする必要はありません。大事なのは少しずつでも毎日やることです。
英会話はまとめて何時間も学習するよりも少しでも毎日する方が効果的です。
なのでなるべく学習の間隔は空けないようにしていきましょう。
独学で話せるようになりたい人へ5ステップ上達法
ではは具体的にどのように進めていくべきかをシェアします。基本的には英語に触れていれば意味のないことはないです。
ただ早く英語を話せるようになりたいなら効率的に効果的に学習を進めていく方法はあります。
特に独学で学ぶとなれば継続・効率的・効果的は欠かせないことだと思います。
今回は5つのステップにして紹介していきます。参考にしてください。
STEP❶ 英語に触れる習慣を構築する
STEP❷ 英会話に最低限必要な知識を手に入れる
STEP❸ 実際の英語の会話に慣れる
STEP❹ インプットしたことを会話で使うことにトライする
STEP❺ ❷と❹をひたすら繰り返す
STEP❶ 英語に触れる習慣を構築
まず1番最初にやってはいけないのは単語帳を読んだり、文法書をやることです。
最初は英語に触れることを習慣化させることにフォーカスしていきましょう。
これが独学のベースとなる部分です。常にあなたのそばに英語をおくことを意識してください。
難しい事をやる必要はありません。
・移動中は洋楽を聞く
・寝る前に海外の映画を見る
・英語のYouTubeを最低1つは見る
この程度でじゅうぶんです。ポイントは英語を楽しんで継続させることです。
この習慣化が独学で話せるようになるための根本的基盤です。
STEP❷ 会話のための最低限の知識を学ぶ
英語に慣れたら英語の知識を増やしていきましょう。
ここでインプットに偏りすぎないように会話に必要な最低限知識を身につけていきましょう。
ここでの最低限は「日常英会話用の単語」と「中学で習った英文法」です。この2つを1通り勉強する必要があります。
参考書を買ってまとめて学習をするのが1番効率的だと思います。
単語帳に関しては下記の記事で英会話のためのおすすめの単語帳を紹介しているのでぜひチェックしてください。
STEP❸ 実際の英語の会話に慣れる
知識が身についてきたと感じたなら、実際の英会話に触れることをしていきましょう。
ここからは間違いなくオンライ英会話を活用していくことをおすすめします。今ではオンライン英会話は学習には欠かせないツールの一つになってます。
オンライン英会話もたくさんの種類があります。どのように選べばいいのかわからない人もいると思います。
具体的なオンライン英会話の選び方は下記の記事で紹介しています。
登録したらどのレッスンでも構わないのでとにかく受講をしましょう。
25〜30分間英語だけでコミュニケーションをすることになれる必要があります。
英語のコミュニケーションに慣れましょう!
STEP❹ インプットした知識を会話で使うことにトライ
英会話をすることに抵抗を感じなくなったら、ここからは効率よくオンライン英会話や実際の英会話を活かしていきましょう。
おそらくここまでくるのに半年〜1年くらいかかるかもしれません。
ですがこのステップまで段階を踏むことができれば、あとは1日数時間を習慣化させることで自然と英語は伸びていきます。
意識すべきことは覚えたことを会話でたくさん使うことです。アウトプットすることです。
特にどこかで新しフレーズや単語を覚えたのなら、常にどこかでアウトプットできるように会話で意識していきましょう。
STEP❺ 何度も❷と❹の繰り返し
あとはそれを繰り返していくだけです。
新しい表現を身につけていくことで会話の引き出しが多くなります。その引き出しを増やしていくことで言いたいことがより的確に言えるようになります。
また何度も同じ言葉を繰り返す使うことでより会話をスムーズにできるようになります。
このステップで英語を使った会話の練習を極めてください。
基本的には特別な学習はありません。針に糸を通すような地道な作業が何年も続きます。
それに飽きな工夫も独学する上大切なことかもしれません。
ぜひあなたに合った方法を実践してください!