頑張って毎日英単語を繰り返し覚えているけど会話では使うことができない。いつも同じ英単語で引っかかる・・英会話で同じ単語を使ってしまう・・
このようなことは、英語学習者の多くが経験していることでしょう。実は私もこれに関しては英会話を学習していく過程で苦しんだ事の一つです。
今回は“英語の語彙力を上げたい“や“英会話でのボキャブラリーを増やしたい“などそんなあなたに向けた記事です。本記事では以下の事を明らかにします!
● アウトプットできる単語を増やすポイント
● 英会話で使える英単語の覚え方
こんにちは。shuyaです。
あなたは単語をどのように覚えてますか?ノートに書いてみたり様々な方法で取り組んでいると思います。
英単語も日本語と同じように数え切れないほど存在します。時には何度やっても覚えられない単語が存在するでしょう。
オンライン英会話では単語を覚えたとしても会話で使うことができなければ意味がありません。これは多くの人が苦しむポイントですね。
今回はそんな悩みを持つ英語学習者に向けた記事になっています!
アウトプットできる単語を増やすポイント2つ
具体的な方法をお伝えする前に、単語を使えるようにしていくためには大切なポイントがあります。
このポイントさえ押さえていれば、あなたの独自の方法でも問題ないはずです。
しっかり会話に繋げていけると思います。
❶アウトプット前提でインプットをする
英会話において単語を覚えて終わるようでは何一つ意味がありません。さらには会話の中で瞬時に言葉を発していく必要があります。
考えてほしいことは、会話で使うことを前提として英単語を暗記しているのかという点です。
受験ではあなたにたくさんの時間を与えられ、覚えた単語を頭から絞り出して問題を解いていきますね。
そのために単語をノートに書いたり、赤シートで隠して暗記をしていきますよね。
英会話と違って単語を声に出すことは必要とされないわけです。
しかしコミュニケーションでは問題を解くように時間を与えてくれますか? 英語を話さず成立するでしょうか?
英会話では覚えた単語を全く違ったシチュエーションで使うのにも関わらず、学生の頃と同じような覚え方をしている学習者がたくさんいるわけです。
それでは英会話のための暗記にならないです。会話で使うための暗記をしていく必要があります。
❷ 同じ英単語に100回以上触れることが極意
単語は1度で無理に覚えようとする必要は全くありません。実はこれが効率の悪い覚え方です。そうすればするほど、同じ単語にかける時間が長くなってしまうからです。
例えば、あなたは「Thank you」という単語をどこで覚えましたか?この単語をどこかで覚えようとして覚えたでしょうか?
多くの人が自然と覚えていてどこでも使えるようになっていたのではないでしょうか?
それはどこかしらで何度もその言葉に触れてきたからです。50回、100回、1000回・・・
その結果、頭から絞り出すことなく自然と口から出てくる単語になっているということです。
極端な事を言えば、覚えた単語が「Thank you」と同じ感覚になることです。
何度も単語に触れることで、頭からわざわざ絞り出すことなく勝手に発することができる。
これこそが英会話で使える単語です。
この極意に沿って英単語を覚えるために心がけることは同じ単語に触れた回数です。
それを増やしていくには毎日どれだけたくさんの英単語に出会うことができるのかが大きなポイントです。
覚える必要はなく、毎日何度も単語に出会った結果として勝手に覚えていた感覚を大切にしてみてください。
英会話の為の単語の覚え方
英単語を覚える上で大切な要素を理解していただいたところで、具体的にどのようにして覚えていけばいいのか?と方法をお伝えしていきます。
これはあくまで1例ですので、これを踏まえてあなたの独自の方法を編み出しても全然大丈夫です。
まずはこのやり方で勝手に単語が覚えられた感覚を体験してください!
STEP❶ 1単語にかける時間は1分以内
STEP❷ 正しい発音を真似して声に出す
STEP❸ 具体的にイメージする(頭から日本語を消す!)
STEP❹ 簡単な例文を作る
この4つの段階を試してみてください。
❶ 1単語にかける時間は1分以内
先ほども言いましたが何度も触れることが英会話で使えるようにするには効果的です。なので出会った単語を覚えようとする必要はありません。
「あ〜この単語か。」ぐらいで次の単語に移って大丈夫です。
単語を確認する程度の感覚で例えその単語が頭に入っていなくても1分程度経過したら次の単語に取り組んでいきましょう。
1日にどれだけ多くの単語に触れられるかです。50個、100個・・・効率よくどんどん触れていきましょう。
私が英単語学習に集中していたときは、1日に50〜200単語には必ず毎日触れるように心がけていました。
覚えるよりは単語帳を声に出して朗読をしているような感覚で進めていました。
気持ち的にも気軽に取り組めると思いますよ。
❷ 発音を真似して声に出す。
必ず単語は声に出しましょう。もちろん話すためには発音の練習が必要になってきますよね。
絶対に黙って単語は読まないようにしましょう!
そこで単語帳はお手本の音声が付いているものをオススメしています。
これをすることで単語を音で覚えることだけではなくリスニングの上達にもつなげる事ができます。
正しい発音を知っている・発音できること=確実に聞く事ができるということが証明されています。
もし音声ない単語をお持ちなら時間はかかると思いますが、Googleなどで調べながらでも確認していく事を推奨します。買い直すことももちろん一つの方法です!
単語帳選びにお困りなら、こちらの記事にオススメを書いていますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
③具体的にイメージする
最後は具体的にその単語を頭の中でイメージをしてみましょう。
言い換えると単語を発音した際に、その単語の意味の日本語を頭に思い浮かべないように意識してみましょう。少し最初は難しいことかもしれません。
英会話をする上で大切なことは日本語に頼らないことです。
会話中は日本語は一切頭の中で思い浮かぶことがありません。
何が思い浮かんでいるかというと単語や状況の絵です。イメージです。
なので単語の意味を理解したらそれを絵やシチュエーションを思い浮かべみてください。これがコツです。
あなたはその単語を見た瞬間にどんなイメージが湧きますか?どんな場面でその単語を使ってそうですか?
具体的に想像してみてください。
例えば「organize」〜を整理するという単語に出会ったとしましょう。
このようなイメージかもしれません。
汚い部屋の整理をしようとするも断捨離ができず頭を抱え込んだり、本を並べ替えたりしている姿かもしれません。
そして誰かに「you should organize your room」と言われてそうですね。
1番最初に浮かんだ事を大切にしてください。
簡単で大丈夫です。この2つのことを1分以内で完結し、次から次へと新しい単語に触れていきましょう!
❹ 簡単例文を作る
最後は単語を使って簡単な例文を作ってみましょう。
これに関してはできたらで大丈夫です。なかなか文章を作ることができずに時間がかかってしまいそうなら、次の単語に進む方が良いです。
また例文はわざわざノートなどに書き起こさないように心がけましょう。
会話の時にノートに書き出すようなことはしませんよね。頭で瞬時に文章を作り上げるはずです。
そういった練習も含めて例文を作ることに挑戦してみてください。
覚えられないと嘆く必要はない
本当にたくさんの英単語があります。覚えられなくてイライラすることもあると思います。
でも英会話は何年もかけて習得するスキルですから。
その間に毎日コツコツ同じ単語に何度も触れていけば本当にいつか英会話で勝手に口にでるようになりますから。
ちなみに私の体験談なのですが、私もたくさんの単語があったので当時は何度出会っても覚えられなくてイライラすることもありました。
それがストレスだったので覚えることをやめたんです。
毎朝、本を読む代わりに英単語帳を家で朗読するような感じで何度も読み進めていました。
結局は覚えられるものですから焦る必要はないと思いますよ。
覚えるよりも触れる感覚で、何度もトライしてみてくださいね。