英語をどのように勉強すればいいのかわからない。
効率的に英語を勉強していくためには何をすればいいの?
英語の学習は長い道のりだと言われています。何年もかけて少しずつ培っていくスキルです。
時間がかかるからこそできるだけ効率的に学んでいきたいと思う人も多いはず。
今回は以下のことを明らかにしていきます。
● 英語を継続させるポイント
● 英語の効率のいい勉強法
● 効率的ではない勉強法
・効率よく英語を勉強する方法を知りたい方
・英語の勉強を具体的に何をすればいいのかわからない方
・最短で英語のスキルの目標まで辿り着きたい方
ぜひ参考にしてください。
英語を継続させるポイント
具体的にどんな勉強法かをお伝えする前に、英語の勉強を続けるためのポイントを少しシェアしていきます。
どんなに効率的な学習法をお伝えしたとしても継続できなければ意味がないからです。
どんなに非効率だとしても英語は継続できた人だけが身につけられるスキルです。
だからこそ、あなたも継続する決意と覚悟を確認してみてください。
❶ 毎日少しずつ学習をする
私は毎日学習を長時間することをおすすめしません。確かに学習はすればするほど成長します。
しかし1日5時間以上学習を頑張ったとしても、次の日何も学習をしなければ昨日の努力が半減してしまうと言っても過言ではありません。
大切なことは何日連続で英語を継続させられるかです。
おすすめは1日30分〜2時間程度です。特に大人で仕事が忙しい中での学習なら1日3時間以上は無理にやる必要はないと思います。
もし時間があってそれを継続できるなら話は変わりますが。
最初は勢い余ってたくさん学習をします。それが逆効果で長い目で見た時に継続の妨げになることも確かです。
無理のない学習スタイルを見つけてください。
❷ 同じ時間に英語学習をすることを心がける
なるべく同じ時間に英語学習の時間を確保することをオススメします。
よく言われるのが隙間時間に学習をしていこうという言葉です。
私はそれはあくまで勉強のベースができている人の話だと思います。
最初はなるべく1日のスケジュールに集中できる英語の勉強時間を確保していきましょう。
なるべく同じ時間に勉強をすることで習慣化させやすくなります。
多くの学習者が有効的だと話しているのは仕事前の時間や朝です。
少しだけでも早く起きて英語の勉強をしてみてはどうですか。英語の学習を組み込んだスケジュールを立ててみてください。
このように継続するためのコツは下記の記事で詳しく語っていますので、ぜひ参考にしてみてください。
英語学習を効率的にする方法
ここからは英語の効率的な勉強法についてシェアします。
❶ 英語の目標を明確化
❷ 英語は全て声に出す
❸ 単語の大量インプット
❹ 文法の理解
❺フレーズの暗唱
❻ 英語を話す機会を作る
❶ 英語の目標を明確化
これは効率よく勉強をするために1番最初に取り組んでほしい項目です。
それはこれによって勉強する内容が変わってくるからです。
英語の勉強といっても様々な目標があります。基本的にはそれぞれのゴールを明確化することでそこに向かって無駄なく学習することが1番の効率です。
例えばTOEICで900点をとることがゴールだとしましょう。
そうなると必然的に覚える単語や理解すべき文法が他の学習とは違ってくるはずです。
もし海外旅行で英会話を流暢に話すことを目的としましょう。
そうなれば日常で使う単語を重点に覚えたり、フレーズを繰り返して発音を練習する必要があると思います。
このようにあなたがどこを目指して何が必要なのかを考えてみてください。
❷ 英語は全て声に出す
英語の学習をするとき、覚える例文や発音は全て声に出すのが効果的です。
よく受験勉強のように黙って学習する人を見かけることがあります。
実は、英会話はともかくTOEICにもなるべく声に出して学習する方が効果的です。
人は五感を使って覚えたい事を印象に残すわけですが、声を出すことでより少ない回数でインプットすることが可能です。
常に英語は声に出すことを心かけてください。
❸ 単語の大量インプット
単語を暗記していくのは英語全体のベースです。
上記の❶で説明したように、あなたの目的に合わせて必要な単語を何度も繰り返し覚えていきましょう。
ポイントは1度の大量インプットです。
これはなるべく1日に多くの単語に触れる事を意味します。単語は一度で覚えようとする必要はありません。
飽きるくらい何度も出会って勝手に覚えていたくらいの心持ちで取り組んでいくことをオススメします。
基本的に単語帳は1単語にかける時間は30秒程度にし、多くの単語に触れる事を意識してみましょう。
これが1番効率よく単語を覚える方法です。
単語に関しての詳しい覚え方のコツは下記の記事で語っていますのでご覧ください!
❹ 文法の理解
特に英会話を習得する過程で文法は必要ないとの声を聞いたことがあります。
確かにコミュニケーションは単語だけでもすることは可能です。むしろボディランゲージだけでもできます。
そのコミュニケーションのスムーズさを作るのが文法だと思います。
文法は単語に比べればインプットする量が圧倒的に少ないです。
限りがあるので一気に学習していく事をオススメします。日常英会話程度であれば中学文法をマスターすれば大丈夫です。
❺ フレーズの暗唱
なるべく早く英会話を効率よく手に入れたいのならフレーズを暗記するのは効果的です。
英語にも日常で使うパターンとなる言葉はたくさんあります。今では「日常フレーズ集」といった書籍もたくさん発売されています。
私は長期にわたって少しずつ学習をしていくならフレーズは覚える必要はそんなにないかなと思いました。
なぜなら、全ての事に対して最終的に文章を作れるようになるからです。
ただ短期に渡っての習得ならフレーズを直接覚える方が効率的だと思います。
覚え方は単語と同じ! 何度も声に出していきましょう!
❻ 英語を話す機会を作る
これはできるだけ多くの機会を作ってほしいなと思います。
効率よく勉強をすると1番苦しいポイントがアウトプットを作る時間です。
全てのインプットはアウトプットを前提にする必要があります。
そしてそれをアウトプットする練習をする必要があると思います。
できるだけあなたが英語をアウトプットできる場所を確保していきましょう。
1番主流なのはオンライン英会話です。
いつでもどこでも手軽に外国人とコミュニケーションを作る機会を得られるプラットフォームだと思います。
オンライン英会話については下記の記事をご覧ください。無料体験レッスンがある所もあります。ぜひトライしてみてください。
効率的ではない勉強法
今では英語学習法はたくさんあります。またどれが合うかは学習者次第な所もあります。
一方で学習者が陥りやすい非効率的な学習もあります。
意味がない学習はないと思いますが、少し遠回りになってしまうかもしれません。
一度確認してみてください。
たくさん書いて勉強する
英会話学習で書くのは時間がもったいないです。これは初心者の方に多いことなのですが、勉強となると机にかじりついてノートにまとめたりしてしまうんですよね。
確かに「書く」動作で脳に一度は記憶されるのですがアウトプットに繋がらず圧倒的に効率が悪いです。
なぜ多くの日本人が義務教育で英語を学習してきたのにも関わらず英語が話せないのか知っていますか?
それは日本の学習の方法が「書く」と「読む」に特化しすぎているからです。話すことはほとんどなかったのではないでしょうか?
ノートに単語を綺麗にまとめようとしてしまいます。なるべくその時間を減らして「speak」する時間に当ててみましょう!
アウトプットを恐れる
私も初心者の頃、英語を話すことを恐れていました。「間違えたらどうしよう・・・」「気まずいの嫌だ・・・」「自信ない・・」
あなたにもあると思います。今になって感じますが、これは英会話スキルを持った全員が抱えた「悩み」の一つでした。
でも全員がそれを乗り越えたからこそスキルを身につけています。
結局それにどれだけ早く慣れることができるかが重要な要素になってきます。
それが早いほど「経験値の差」が大きいんですよね。確かに時間が必要なことだと思います。
しかしこれに初心者が早く気づけば気づくほど、学習効率はどんどん上がっていきます。
失敗した数はあなたの成長できる数です。
あなたがその「恐れ」感じた時、一度この文章を思い返してください。あなたの背中を押せたらなと思います。
そこに立ち向かっているあなたは素晴らしい。1番成長できる時ですからね。
最初の勢いで学習をたくさんする
これは矛盾しているのではないか?と思った方もいるのではないでしょうか。
確かに長く集中して学習をした方が身につくと思います。ただしそれが、何年も続けることができればの事です。
最初はやる気があるから何時間も取り組み、しかし数ヶ月もすれば成長を感じられなくなりやめてしまう人を何人も見てきました。
私はあなたにその1人になってほしくありません。
無理して学習する必要はありませんよ。最初は本当に15分、30分や1時間くらいで大丈夫です。
結局は何年もかけて身につけるスキルです。1番大切なのは何年も続けられる「継続力」と「習慣化」です。
もしその日にまだ「学習欲」が残っていたとしてもそれは明日に繋げてください。
そうすればいつか確固たるあなたのルーティンへ繋がりますからね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。そんなに難しいことも革命的なことも言っていません。
ですが、意外と気づかない方も多い大切な要素だと私は思っています。
ほんの小さな意識だと感じるかもしれません。ですが年単位で見ると最終的な成果は大きなものになります。
あなたのできそうなことから少しずつ変化を与えてみてください。
そしてまた困った時にこの場所に戻ってきてください。あなたの背中を何度も押せることを願います。