英会話に効果的なシャドーイングをやりたい!
シャドーイングは中級者からとも言われているが初心者でもトライしてもいいでしょうか?
シャドーイングが英会話学習に効果的と言われるも、正しいやり方をシェアされているのかと言われるとそうではないと思います。
私もシャドーイングを日々の英語学習に取り入れていましたが本当に効果的でした。
今回は英会話学習には欠かせないシャドーイングの全てをシェアしていきます。主に以下のことを明らかにしていきます。
● シャドーイングとは?
●シャドーイングの効果
● おすすめシャドーイング方法
● 実践するときの注意点
私も経験も踏まえてぜひあなたの学習にも生かしていただければなと思います。
主に以下のことで疑問を持っている方はぜひ参考にしてください。
・シャドーイングで絶対にリスニング・スピーキングの効果を出したい人
・シャドーイングについて知りたい人
・初心者でもシャドーイングに取り組みたい人
・忙しい大人でも英会話を上達させたい人
シャドーイングとは?
「シャドーイング(Shadowing)」は、英語を聞きながらそれを真似して発音する通訳訓練法のこと。
英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」とは異なり、シャドーイングは聞こえてくる英文の0・5秒後くらいを影(shadow)のように追いかけて発音する。
「聞く」「発音する」を同時に行うので難易度の高い学習法だが、ポイントをしっかりおさえて繰り返し練習することで確実に英語スキルさせられる。
シャドーイングが英語学習の方法として注目されているのには理由があります。
それはネイティブスピーカーならではの「発音」「英語のリズム」「音の強弱」「イントネーション」を自然と身につけられるからです。
練習を重ねることで「リスニング力」「スピーキング力」「語彙力」と総合的なスキルを養うことができます。
中級者向けの学習と言われる理由
なぜシャドーイングが中級者向けの学習と言われるのか?それは初心者の力量ではできないからです。
英語のスピードに全くついていけない可能性が高く挫折しやすいです。
学習慣れをしている方は、podcastやyoutubeからインタビューなどを見つけて繰り返しているのだと思います。
英会話は自分のレベルに合った学習をしなければ、圧倒的に効率の悪さが出てきます。
1万回聞けば身につくかもしれません。しかしそれは少し無理を感じます。
でも「シャドーイング=聞いた英語を真似して繰り返す」という学習方法です。
必ずしもネイティブのインタビューや会話を真似することがシャドーイングではないです。
要するにあなたにあったシャドーイングできる教材を選べば初心者も大歓迎の学習方法です。
シャドーイングの効果
シャドーイングは世間的にはスピーキング・リスニングが上達する方法として知られています。
でもそれだけではなくもっと英語のコミュニケーションにで重要な要素を身につけることができます。
主に以下の効果を期待できます。
❶ ネイティブの発音
❷ 英語を発音するリズム
❸ 英会話で使える表現の向上
❶ネイティブの発音が身につく
何度も真似をすることで1単語ずつの発音を身につけることができます。
また単語だけではなく英会話には欠かせない省略語やリンキングを会話に自然な形で学ぶことが可能です。
発音できない単語=聞こえない単語と言われています。なので自然と発音が身につくことはリスニングの上達にもつながると言えます。
確かに1音ずつの口の形や舌の構造を学ぶことも大切です。今ではフォニックスという便利な発音矯正方法も効果的と言われています。
ですがいずれにせよ何度も真似をして口が発音を覚わることが1番効率的な方法だと思います。
❷ 英語を発音するリズムが身につく
会話をするときは誰もが話すリズムがあります。英語でさえも会話をしている時は、全てキレイな文を話しているとは限らないです。
例えば話したいことを考える間合いで「you know~」や「well~」「like~」といった表現を挟みながらコミュニケーションをしています。
これは英会話のレッスンでも学ぶことが少ないことです。生の英語に触れるからこそ身につけられることです。
会話を繰り返す中でしか手に入れられないことだと思います。
会話ならではの表現や会話のリズムを感じることによって実際の会話も焦らなくなると思います。
❸ 英会話で使える表現の向上
シャドーイングは同じ文章を完ペキに真似をできるまで何度も同じ文章を繰り返し発音します。
この完璧性を求めるほど、その教材自体があなたの表現力として身につきます。
私はいろんなジャンルで会話をしていく中で表現の幅の広さの大切さを実感しました。
それに最適なのがシャドーイングです。文を頭で理解するのも大切なことですが、会話で大切なのはもう一歩先の段階です。
何度も練習をすることで英会話中に意識をしなくてもその文章が勝手に出てくることもあります。
私は馴染みのある表現を何度も使ってしまう傾向にありましたが、そういった方々には表現の広さを鍛えていくために効果的な方法だと思います。
無料で実践的!おすすめシャドーイング方法
それでは私の経験も踏まえて誰でも実践できるシャドーイング方法をシェアしていきます。
今までシャドーイングをやったことがない人、シャドーイングに慣れていない人は最初は上手くいかず苦しいかもしれません。
ですが継続が命です。必ず成果は出てきます。
諦めず飽きに飽きるまで同じ教材を使って練習をしてください。
今回は5つのステップでシェアしていきます。
❶ レベルにあった教材を選ぶ
❷音声を聞きながら教材を追う
❸ 話(英文)の内容を理解する
❹ 何度も音読する
❺ 英文を見ながら発音
❻ 何も見ずに発音
❶ 英語ラジオなど!レベルにあった教材選び
実はシャドーイングをする上で大切なことの50%以上は教材選びです。
これがシャドーイングの難しい部分ではあり、全く違ったレベルを実践しても効果を発揮しない可能性が高いです。
教材選びのポイントとして心に置いてほしいことがあります。
全くできない教材をできるようにするのではなく、ある程度出来そうなものを完璧できる教材を選ぶ
例えばリスニングなら6~7割程度理解できるような内容であったり、初心者であれば単語帳に載っているような例文でも大丈夫です。
背伸びせずに自身のレベルを受け入れて最適なレベルの教材を探してください。
ちなみにシャドーイングに最適な教材は以下の記事で紹介していますのでご覧ください。
❷ 音声を聞きながら教材を追う
この段階ではどれくらいの速さなのかを確かめるためにも何度か用意した教材を目で追いながら読んでみましょう。
なるべ内容の理解に努めましょう。また、生の英語を教材としている人は映像でどんな風にどんな感情で言葉を発しているのかも感じてみましょう。
ここで声に出さずにどれくらい内容を理解できるかも挑戦してみることをおすすめします。
❸ 話(英文)の内容を理解する
この段階で完全に英文を理解しましょう。内容を理解していない状態でシャドーイングをすると効果が薄れてしまいます。
ここの段階の学習の深さが大きな学びを生むことを理解していただきたいです。
例えばわからない単語があったとしましょう。
調べるのが面倒臭いからとそのままで発音を繰り返してもそれは使えるようにはなりません。
ですが最初にわからないことを徹底的に洗い出すことで、その後の反復練習で理解した内容を深く身につけることができます。
どんなに短い文章でもそこからあなたが何を学ぶことができるのかを意識してみてください。
❹ 何度も音読する
内容を理解できたら、何度も声に出して音読しましょう。この時点でも音声は流さなくて大丈夫です。
ここで意識すべきことは内容を確認しながら読み進めていくことです。最初はゆっくりでもいいので理解しながら読むことをおすすめします。
何度も読むと日本語を読んでいるように、英語を前から読んでもスッと内容が入ってくるようになると思います。その状態がしっかり理解できている状態です。
用意した教材にわからないところが1つも内容に確認していきましょう。
❺ 英文を見ながら発音
この段階で実際に発音をして練習をしていきます。私は最初から何も見ずに耳だけから聞こえた情報を発音することはおすすめしません。
もちろんできる人はそれでも構わないです。ですがシャドーイングはわからないままなんとなく真似をすることが1番効果が薄れます。
なのでこの段階では実際に話している内容を視覚で確認しながら練習をしていきましょう。
その際に意識することは「会話のリズム」「発音のリズム」です。
会話の流れや感覚を掴んでください。もし例文などでシャドーイングをしてるならしっかり文の構造を理解しながら練習をしください。
❹ 何も見ずにシャドーイング
最後に本当のシャドーイングで練習をしていきます。
おそらくこのステップを踏んでも、耳に馴染まない言葉がいくつかあると思います。その時は❸と❹をひたすら繰り返してください。
このステップをどこまで極めることができるかが大切です。あなたが完璧と思えるまでは同じ教材で挑戦することをおすすめします。
ちなみに私はシャドーイングで遅れて発音をしなくても全て同じリズムで言えるくらいまで練習をしていました。
シャドーイング1ヶ月で成果を感じた体験談
私は先ほどシェアした上記のやり方で継続させてきました。
1番最初に感じたのは初めて1ヶ月くらいの頃でした。より英語での会話がコミュニケーションできているなと感じていました。
それは確かに聞く力や話す力がついたことも言えます。ですがそれだけではなく英語で会話をするときの抑揚や発音、間合いなどが変わっていたんです。
私は基本的に生の英語をシャドーイング教材として扱っていたので、大きな変化だったことを覚えています。無理してレベルを上げる必要はないです。
でも段階を踏めば、普段の学習では得られない実践的な会話のスキルを身につけられると思います。
それくらいシャドーイング得られる効果は大きいと私は思います。
シャドーイングの効果を出すコツ
多くの学習はそれぞれのシャドーイングのやり方を実践しています。なので私もやり方も参考程度にして自身のやり方を発見してください!
一方でいろんな意見が飛び交っているのも事実です。以下では取り組む上での注意点や世間の疑問を解決していきます。
同じ教材を毎日継続してシャドーイングする
シャドーイングは同じ教材を何度も繰り返し練習することで、それが自分の表現になることで英語力がアップします。また聞こえる発音に慣れることでリスニング力の向上も期待できます。
毎日30分を最低1週間〜2週間は必ず同じ教材で継続させてください!
同じ教材を飽きるほど完璧を追求してみてください。それがあなたの英語の武器になることは間違いないです!
もちろん飽きたら次の教材に行っても大丈夫です。1番は少しずつでも継続させることです。
初心者向けの教材とは?
実際にどんなレベルのなのでしょうか?それは・・・1単語から始めてみましょう!
・work.
・I work.
・I work at office.
・i was supposed to work at office but i can’t.
あなたのできるレベルから始めれば大丈夫です!最も大切なことは「背伸びをしない」ことです。
あなたが確実に聞ける量を増やして、分量を増やしていきましょう。
この学習はレベルに合った学習をしないと全く意味がありません。
できるものを毎日少しずつ発音していくこと。
教材は「映画のワンシーン」の一文や「単語帳の音声CD」などなんでも大丈夫です!
1日10分をどれだけ継続できるかが大切
シャドーイングはものすごく高い集中を必要とします。反対をいえば、低い集中力で1時間頑張っても効果は期待できません。
理想は先ほども言った30分程度です。ただ時間がなくても最低10分はやりましょう。1番よくないのは何もやらない日があることです。
1日10分でもどれだけ毎日続けられるかが、この学習のポイントです!
英会話の日々の学習自体の同じことが言えるのですが、特に「聴く」「話す」ことに対しては継続して慣れることが最も重要です。
どんなに短い時間でも「継続」させることにフォーカスしてみてください。
特にシャドーイングはそれがすごく効果的です。今では英会話の習得には不可欠な学習方法となっています。
初心者のうちに挑戦することを私はおすすめしています。
それくらい効果的な学習と言えます。
どうか本気で英会話を手に入れたいなら「聞いた英語を真似する癖」をあなたの学習の中で習慣化させてください。
どうかこの記事を参考にしてみてください。
ちなみにオンライン英会話プラットホーム「ネイティブキャンプ」では全レベルに合ったシャドーイング教材を取り揃えています!
この機能は本当にすごいと思いました。シャドーイングが何もわからない初心者へとても親切に構成されています。
そちらの記事に関しては下記で語っています。
リンクありますので、ぜひ試してみてくださいね。