リスニングは比較的得意なのに上手く話すことができない・・・TOEICの点数も900点以上にもかかわらず、英語でのコミュニケーションが上手くいかない。
英会話を学習していく中で、本当は外国人とコミュニケーションを上手く取れるようになりたいのにリスニングだけが伸びている気がする。
実はそんな悩みを持つ英語学習者は日本人に多いようです。
今回はそんなあなたへ向けた記事です。この記事では以下のことを明らかにできます。
● 英語を聞けるのに話せない人の原因
● 英語を聞けるのに話せないを突破する方法(私の経験から)
こんにちは。shuyaです。
私も英会話の勉強をする過程でこの問題に陥った事がありました。
英会話をやり始めた初期のことだったと思います。ここからどうしていこうかと彷徨った記憶があります。
ですがこの悩みは多くの人が陥り、特に日本人が向き合いやすい英語学習者の悩みであることに気づきました。
そんなに大きな問題ではありません。
誰もがプロセスを掴んで取り組んでいけば解決に向かうことができると思います。
この記事を読んで少しでも糸口を掴んでもらえることを願っています。
英語を聞けるのに話せない明らかな原因
それではまず、何故この現象が起こってしまうのか?ということをお話ししていきます。
単純に考えていきますが、英語の能力というのは以下の4つの能力で構成されています。
要するに話せないと思っている=スピーキングの力が足りていないことです。
特に英会話は英語のコミュニケーションにすぎない為、このリスニングとスピーキングは必須事項になってきますね。
英会話のための勉強としてあなたが頑張っていてもこの要素に学習の偏りが発生してくる可能性が高いです。無意識に。
このようになってしまうのは日本人の英語教育に大きな原因があるとされています。
3つの要素にフォーカスされた日本の英語教育
英語を話せるようになりたい!と思って英会話の勉強をしている人が日本にはたくさんいます。
でももしかしたらそのあなたの学習方法は何か物足りない可能性はあります。
私は学生だった頃、英語は5教科の1つに過ぎませんでした。
英語は話すための言語だと思ったことは大学生の終わりくらいだったでしょうか。全てはテストで点数を稼ぐために勉強していたに過ぎません。
テストのために何度も単語帳を開いて覚え、難しい文法を分解して理解し、長文を早く読めるようにリーディングしたりしていました。
多くの人はTOEICで結果を残すために黙って参考書にかじりつくわけです。
振り返れば、私が学校で受けていた義務教育はリーディング・ライティング・リスニングのこの3つの要素だった気がします。
スピーキングはあっても月に1回外部の講師を呼んで英語を使って遊ぶ程度。
あなたもそのような英語教育を受けてきたのではないでしょうか?
ある調査で明らかになった事があります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000051295.html
ある英語への意識調査で「英語を話す事が苦手」と答えた人は52.2%と全体の半分以上を示しています。
その一方で、できるならば、英語を流暢に話せるようになりたいという割合は90%にも及んでいるわけです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000051295.html
この調査結果からわかるようにあなたが英語を聞けるのに話せなくなる現象はある意味自然なことかもしれません。
だからこそそんなに深刻に捉える必要はないですよ。
明らかなアウトプット不足
話せない=スピーキング能力が足りてないということは明らかにアウトプットをする時間が少ないと思われます。
これが1番学習者が苦しむ原因と言われています。
他の要素は日本も英語に溢れていますし、受験勉強のような形で学習を進めていけば鍛えることは可能なんです。
スピーキングだけはその奥深くになってきます。
私は一度あなたの学習方法を見直してみることをおすすめします。
どうしてもどこかのカフェで静かに学習をしている時間が多くなっていませんか?
参考書に黙って向き合っている時間が多くなっていませんか?
私もそれをしていた1人でした。ですが途中で気がついた事がありました。
「なぜ英語を話したいと思っているのに、受験の時と同じような勉強をしているのだろう?」と思ったのです。
だからこそ、無意識のうちにスピーキングを鍛える事をしていない、または避けているということが原因と言えるのではないでしょうか。
日本人はシャイな部分もありますからね。
具体的なアウトプットトレーニング方法
あなたが悩みから突破していけるように、具体的な方法を私も経験も踏まえてご紹介していきます。
それぞれの学習方法には合う・合わないがあると思います。
最初からそればかりやるのではなくて、少しずつあなたの学習の形に変化を加えてみてください。
単語帳・文法書などの参考書は全て声に出して朗読する
私が考えたのはとにかく声に出してみる事です。
最初はもう黙って勉強することから脱出しようと心がけました。そこで最初に取り組んだことは、参考書に英文は全て声に出して進めていくことです。
最初はとても変な気持ちになるかもしれません。ですが、これは私はものすごくおすすめな方法です。
何故かと言いますと、同時にインプットの効率性も上がるからです。私も経験上明らかに単語の覚えや文法の形の理解が上がったと思います。
好きな映画のセリフを真似する
私は海外の映画を見ることが好きだったので、印象的なシーンを英語字幕にして真似をすることをしていました。
もちろん毎回全てをすることは不可能に近かったです。
印象に残ったシーンだったり覚えた単語が使われていたセリフなどをピックアップしてメモを取ったりしていました。
これはものすごく効果的です。
やはり生の英語に触れられることは大きかったです。
また実際に覚えた単語がリアルな世界で使われている発見があった時、その単語の身につきが明らかに深くなります。
何度も言いますが、それを声に出すことが実際のアウトプットを鍛えることにつながります。
声に出した結果が、実際に外国人と会話をしている時に自然とcome outできたりします。
声に出すことを大切にしてみてください!
その一環としてNetflixを使った学習法はこちらの記事で語っていますのでご覧ください。
外国人に会う機会を頑張って増やす
これはすごく直接的なやり方だと思います。ですが、言語学習に取り組むほど私は実践あるのみ!といった事が重要な気がしてます。
とにかくコミュニケーションを取れる場所を自ら増やしていく事が大切です。
今ではインターネットを通じて会うということも身近で当たり前の時代です。いろんなツールを利用していくことをおすすめします。
もちろんオンライン英会話もその手段の一つだと思います。1番簡単にあなたが英語を使ったコミュニケーションを取れる場所になると思います。
それ以外でも外国人と会う方法を知りたいという方がいらっしゃれば以下の記事でおすすめを紹介しています。
ぜひ目を通してみてください!
寝る前に1日の出来事を英語で呟く
これはアウトプットを意識し始めた時に、取り組みやすさがありました。
少しずつ頭から英語を絞り出すために取り組んでいました。
これはあなたが知っている単語で文章を作る能力を鍛える事ができます。
朝起きてから寝るまでにどんな事があって、何をしたのかを簡単に英語にして発音してみましょう。
そんなに難しく考える必要はありません。最初は以下の感じで大丈夫です。
I got up at 8 am.
I left my house at 9:30 am.
i went back to my home at 6 pm and I made japanese food for my dinner.
It was so good.
慣れてくるとどんな気持ちだったか? どこで何をしたのか?と具体的にすることで、あなたの表現を広げていけると素晴らしいです!
「恥ずかしい」殻からいかに抜け出せるか
いかがでしたでしょうか。
私もそうでしたが、最初は人の前で英語を話すことは本当に恥ずかしかったです。
あとはいろんな不安要素が襲ってきますよね。間違えたらどうしよう・・・気まずい・・・
いかにそれを早く抜け出すことができるかです。そこの壁を薄くしていくことが、根本的に聞こえるのに話せないから脱却できるカギです。
最初は1人の空間で英語を話すからでも大丈夫です。そこから勇気を出した外の世界に足を踏み入れてみてください。一緒に頑張っていきましょう!