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【リリーコリンズ出演】映画「心のカルテ」〜感想と考察〜

今回ご紹介する映画です。

皆さんは、リリーコリンズという女優さんをご存知でしょうか。容姿はもちろん、明るい性格で周りをハッピーにするようなオーラを持っている彼女は、モデルや俳優としても活動しています。



どちらかといえば、「モデル」としての印象が強い方が多いのですが、彼女の役者に対しての向き合い方も聞く限りでは本当にすごいです。

今回は、その彼女がまさに「難役」に挑んだ映画をご紹介します。まさに、我々には勇気を与えてくれる映画になっています。

あなたの映画選びの一部になれることを願います。


映画「心のカルテ」

https://mihocinema.com/kokoro-karte-76893

あらすじ

Netflix製作のオリジナル青春ドラマ。

複雑な家庭環境で育った20歳の女性エレンは、大きな拒食症に苦しんでいた。毎日のように苦しんでいた彼女に継母がベッカム医師の診察を受けることを勧める。

そして彼女は食べ物の話をしないことや最低6週間の入所を条件に、ベッカム医師が運営するグループホームで暮らすことなる。最初エレンはホームの独特な規則に戸惑い、うまくそこに馴染むことができずにホームにいる意味を見失っていた。正直そんな希望は感じていなかった。そこでは我慢できず吐く人や仕方なくチューブから栄養補給する人がいた。そんな人たちを目の前にするたびに簡単ではないことを知らされた。時には、反発を繰り返した。

しかし同じく摂食障害を抱える同年代の入所者たちと共に過ごしていくたびに彼女の心は段々と変化していく。その度に自分を見つめ直していくが……。



最後に彼女が向かった先はどうなるのか・・・・

リアルな拒食症を描く

拒食症のリアルでした。もうたまりませんでした。それがこの映画の魅力の全てなような気がしてます。とにかくリアル。


リアルというか全てが具体的でした。例えば「食べるってどうやるの?」という感じです。


皿の上で食べたくない食べ物をコソコソいじる感じなど、その細かい役者たちの行動がとても現実を突きつけてきます。頑張って食べようと目の前に食べ物を置くけど、口まで届かないそのもどかしい感情がとても鮮明に描かれているのが印象的でした。

リリーコリンズの本気の俳優としての姿

そのリアルを突きつけていた映画の中心にいたのは、リリーコリンズでした。最初にその本気度がわかるのは、見た瞬間感じる彼女の体型です。彼女のその痩せすぎた姿は、プロ意識そのままでした。



彼女のその姿を見せられることによって、何かのドキュメンタリーを見ているような気がしました。それくらい彼女の外見もリアルさを追求していました。

人が一番魅力に感じる映画

この映画のテーマは「人が何かを乗り越えようとしている時」です。それをものすごくストレートに表現しています。どんな人でも一番人が周りから見て魅力を感じる時は「何かを乗り越えようとしている時」とよく言われます。



それをそのままこの映画は証明していて、本当に苦しんでいるのに我々に魅力を感じさせ、その姿に勇気を感じれるんです。



拒食症」という大きな壁を目の前の人が乗り越えようとしています。その姿を目の前にした時、一体あなたは何を感じますか。ぜひ、見てその答えを知ってください。



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