英語学習の一つのに海外の映画やドラマを見る方法があります。
英語の習得に大切なことは楽しんで勉強することだと思います。
今ではNetflixなどのサブスクが盛んになっており、英語の勉強をしやすい環境下にいると思います。
実際に海外の映画やドラマをツールとして英会話を習得することは可能です。
私はアメリカのコメディドラマ「friends」を約2000話分視聴しながら英会話を習得することができました。
今回はその経験と方法をシェアしていきます。
● 初心者が2000話見て起きた英会話の変化とは?
● friendsを見て独学で勉強をする大きなメリット!
● 私の具体的な勉強法
こんにちは。shuyaです。
私は海外の映画やドラマを通して英語の勉強をすることはとても効果的だと思います。
1番は生の英語に日常で触れる事ができる点だと思います。
・映画やドラマを使って英会話を学びたい!
・フレンズが英会話に良いとされてるけど勉強法がわからない。
・フレンズで英会話が上手くなりたい。
そんなあなたに向けた記事です。ためになるはずですので目を通してください!
「friends」はどんなドラマ?
簡単にフレンズがどんなドラマかをお伝えしましょう。
〜「friends」〜
1994年から2004年まで放映されたアメリカのシチュエーションコメディードラマ。
ニューヨークで過ごす男女6人の友情や恋愛模様がコミカルに描かれている。
ストーリー総数は236話。アメリカのシットコムというジャンルで1話が20〜25分程度で完結する。
これがアメリカでは知らない人がいないほどのロングセラー大ヒットコメディドラマになりました。
男女6人1人ずつにドラマがある脚本が素晴らしい事が評価されました。
このドラマがなぜ英会話の学習に最適なのか?
それは日常を切り取ったようなシーンが多いからです。アメリカ人が日常でよく使うフレーズが詰まっています。
さらには話が面白いので何回見ても飽きない事です。これは繰り返し同じ教材に向き合う学習者にとってはありがたいことです。
フレンズはいろんな動画配信サイトで視聴することができます。
以下の記事ではフレンズをより詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。
初心者が2000話見て起きた英会話の変化とは?
私は英会話の学習を兼ねてフレンズにハマりました。大きな要因は英語は楽しいと思わせてくれたからです。
2年かけて2000話分を繰り返し視聴してきたわけですが、これはだいたい毎日最低3話見た事になります。
もちろんただ眺めていたわけではありません。
字幕を変えたりと違った方法でフレンズを見てきました。
やはり2年継続してみた結果、気づいた時にはフレンズによって得た英会話の変化がありました。それが以下の変化です。
● リスニングが爆上がり
● 日常英会話の単純さに気づく
●実際の会話にリンクする
❶ リスニングが爆上がり
一つ目は言わずもがな聞いた分リスニングは間違いなく上がりました。
正確にいうと聞く感覚が変わりました。感覚でいうと日本語を聞く感覚に近づいた感じです。
英語学習者のあなたはおそらく「英語の聞き方」と「日本語の聞き方」が違うと思います。
日本語はある程度集中をしなくても聞き取る事ができます。しかし英語は一つ一つの単語を紡ぐように聞きますよね。
この感覚が変わりました。その要因は同じ言葉を何度も聞いて慣れた事が考えられます。
英語も日常会話となるとある程度使われる単語やフレーズが限られてきます。
そういった英語を日本語のように日常的に聞くようにしたことでリスニング力が上がったと言えます。
❷ 日常英会話のシンプルさに気づく
日常英会話のシンプルさに気づけたことは大きいです。
英語は慣れない間は、連続で長い話をされると「どんなに複雑な英語を言っているのか?」と思ったりもしますよね。
しかしそれは聞き取れない事が原因だったと気づきました。
これは会話の内容にもよりますが、意外と使われる単語が日本人でも馴染みのあるものだったり、一文が短かったりします。
これを理解した事でスピーキングにつなげる事ができたと思います。
英語に対して複雑に考えなくなりました。レベルが上がるほど難しい単語やフレーズを使うイメージがありますがそうではありません。
いかにシンプルな表現を反応でスムーズに言うことができるか。
これが英会話の上級者には必要だとわかっていただけると思います。
❸ 実際の会話にリンクする
これは私が実際に英会話をしている最中に何度も起こった現象です。
それはフレンズでみたシーンやフレーズが実際の会話で頭に浮かんでくることです。
映画からフレーズを盗むのはこのことかと思いました。使おうとする意識はなく何かのシーンを真似するような感覚です。
言葉が湧き上がってくる感覚はありました。これが体に言葉が染みつくことだと思います。
確かにただフレンズを眺めていたわけではありません。気になったフレーズを繰り返し発音したり声に出すことはありました。
表現が豊かになります。さらには会話のテンポ、間合いなどを身につけることができるのが大きな特徴です。
実際の映像と言語をリンクすることでよりアウトプットも変わってきます。
私が継続させた具体的な勉強法
それでは私が2年半かけて2000話分視聴してきた具体的な方法をシェアしていきます。
ただ視聴したわけではなくいろんな方法でフレンズを一つの学習ツールとして活用してきました。
映画やドラマを見るだけでは英語を話せるようにはなりません。それを上手く使っていくからこそ意味のある勉強になると思います。
もしこのツールを活かしていきたいならぜひこの勉強法を参考にしてください。
❶ 日本語字幕でエピソードの内容をを理解する
❷ わからない表現は洗い出す
❸ 何度も英語字幕で見る
❹コピーイングをする
❶ 日本語字幕でエピソードを理解する
最初は話を理解するところから始めましょう。
ここで注意をすべきことは吹き替えで見ないことです。もちろん英語学習で日本語を使って欲しくないという思いがあります。
また、実際に話している英語の直訳が日本語字幕になっていないことを理解するべきです。
日本字幕は日本人に伝わりやすいように表現が噛み砕かれています。なので英語の表現が直接的にその意味になるとは限りません。
だからこそ英語で聞くことは絶対にトライしてください。
少しでも日本語に頼らない心を持ちましょう。
❷ わからない表現を洗い出す
これはこの学習法の質を作ります。わからない単語や文の構造を洗い出しましょう。
これを徹底的にすることで1エピソードに対して多くのことを身につけることができます。練習するためには理解することが必要です。
これをしっかり行えば、あとは何度も繰り返し見るだけでも英語学習の効果につなげることができます。
❸ 英語字幕or字幕なしで何度も見る
内容が言葉の意味が理解できたら、あとは日本語を隠して繰り返して視聴していきましょう。
何度もです。場面やシーンのセリフを覚えてしまうくらい何度も見ましょう。
私は最低1日3話は程度は見ていました。テレビはいつもNetflixのフレンズのみにしていました。
それくらい繰り返しみればリスニング力も上がり、英語を身につけることができます。
でも大切なことは混乱しすぎないことです。
何回の見るのでいきなりハードルを高くしすぎて挫折しないように気をつけてください。
❹ コピーイングをする
時々セリフに合わせてコピーイングをしていました。これはセリフに合わせて英語字幕を読むことです。
シャドーイングは映像を見ずにやりますが、コピーイングは字幕を見ながら発音も意識して完璧にコピーをします。
私はシャドーイングよりもこっちの方法が効果的でした。
ポイントは言葉に抑揚をしっかりつけることです。キャラクターとできるだけ同じトーンで発音することで直接的に会話につなげることができます。
ここではなりきることがとても大切かもしれません。
これをすることで会話の間合いや相槌などコミュニケーションに必要なスキルを身につけることができました。
最後に
いかがでしたか?
映画やドラマで英語を勉強することは可能です。むしろ高い効果を得ることができました。特にフレンズは特別な教材だと思います。
日常英会話に溢れ、飽きない面白さがあります。
面白さは人によるかもしれませんが、確かに英語の楽しさを教えてくれる最高の教材だと感じています。
楽しみながら英語学習を継続させてください。