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【豪華共演!】映画「ソング・トゥ・ソング/Song to Song」〜感想・考察

今回ご紹介する映画は、少し人生に生きずらさを感じてしまっているあなたへ送る映画です。

僕の中ではドキュメンタリーに近いような、映画の作りに新鮮さが感じられた映画です。



だからこそ、映画の中にいる人たちにきっと共感を得ていただけるのではないのかと思います。



あなたの映画選びの一部になれたら嬉しいです。

映画「Song to Song」

https://eiga.com/movie/93882/photo/

豪華俳優陣

監督:テレンス・マリック

出演:マイケル・ファスベンダー(クック)

ライアン・ゴズリング(BV)

ルーニー・マーラ(フェイ)

ナタリー・ポートマン(ロンダ)

ケイト・ブランジェッド(アマンダ)



この豪華俳優陣。僕は話の内容云々よりも、この俳優陣たちで映画を作るとどうなるんだと思ってしまいました。

あらすじ



クックは音楽プロデューサーとして成功していた。言わば人生としての成功者のとしての生活をしていた。程よく女性とも恋愛を楽しんで過ごすスタイル。



一方、フリーターのフェイは「何者かになりたい」という思いを抱いているときクックと出会い、密かに交際を始める。



売れないシンガーソングライターのBVは、クックが開催したパーティーでフェイに出会い恋に落ちる。フェイはクックとの関係を続けながらも、BVと付き合い始める。そして、秘密を抱えたまま、クックとBVと一緒に旅行に出かける。



クックはダイナーのウェイトレスとして働いているロンダに声をかける。二人は付き合い始め、楽しい日々を過ごした。しかし、ロンダは色んな女性と関係を持つクックに、心を痛めていた。



4人が歩むそれぞれの人生と繰り広げられる恋愛関係。ただ追い続ける彼らの人生と恋愛。



最後にそれぞれが行き着く場所は一体どこなのか・・・・

映画版 アナザースカイ

男女の恋愛は複雑なものだと思います。



恋、愛、裏切り、秘密、嫉妬、愛情、牽制。人々が恋愛をする中で抱く感情は本当に複雑な気がしています。



この映画は、すべてそれが本当に深々と描かれています。



恋愛は美しいものだけではないです。



黒い部分もあれば、価値が合わなくて苦しむこともあります。しかし、人間が本能的に抱く感情でもあり、消すことのできない感情です。



それを赤裸々に描いています。



破壊的でとてもemotional. そんな自然で照れることも、嫉妬することも、愛を育むことも、どんな姿も美しく豪華俳優陣が演じています。

評価の分かれる映像美

正直言えば、評価の分かれる映画だとも感じました。



いわばテレンスマリックの世界。本当に4人の恋愛に迫るドキュメンタリーなんです。



僕にとってはリアルを追及し、なおかつ映像に美を求めたこの映画には共感を感じれる部分が多かったです。



ただ難しい部分は、そこに飽きを感じる人も多いのではないでしょうか。それは大きな変化のない映画だからです。人間が恋して生きている。そこで悩み、苦しんで何かを乗り越えようとしている。



でもそこに恋愛の中で生きる人間の「美」を感じます。



少し難しい映画です。難しい恋愛に何か答えを求めているような。



世界には答えの出せない難しい問題がたくさんあります。「人はなぜ生きて死んでいくのか」みたいな哲学的要素です。



だからこそ、少し難しい映画かもしれません。



でも、豪華俳優陣と映像美に浸って見てください。



最後まで読んでいただきありがとうございました。



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