
英会話全然できない
英会話学習に奮闘している皆さん、「全然できるようにならない…」と、時に心が折れそうになることはありませんか?
本記事では、英会話ができないと感じる原因を解き明かし、初心者の方が最短で成果を実感できる具体的な学習法を、英会話専門家の視点から解説します。
安心して学習を進められる理由から、今日から実践できる改善策、さらには3ヶ月で変化を実感できるロードマップまで、あなたの悩みに寄り添いながら解説していきますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
英会話が全然できないのは普通?
英会話を始めたばかりのときに「全然話せない」と感じるのは、実はごく自然なことです。むしろ、そう感じる人の方が圧倒的に多いと言っても過言ではありません。
英会話初心者の8割以上が「話せない」と感じている
多くの学習者が抱える共通の悩み、、それが「話せない」という感覚です。とある調査によれば、英会話学習を始めたばかりの日本人の実に8割以上が、自分の英語力に自信が持てず、「話せない」と実感していることが示されています。
これは、あなたが一人で抱え込んでいる問題ではない、という何よりの証拠。多くの人が同じ壁にぶつかり、同じように実感しているということです。
「才能がないから」ではなく、正しい方法を知らないだけ
「自分には英語の才能がないのかもしれない」そう考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、英語が話せないのは、才能の有無の問題ではなく、効果的な学習方法やアプローチを把握していないだけであることがほとんどです。
自転車に乗るのが最初は難しいのと同じで、正しい乗り方を理解し、練習を重ねれば誰でも乗れるようになります。英会話も全く同じです。適切な学習法を実践することで、誰でも必ず上達できます。
最初にぶつかる3つの壁(アウトプット不足・リスニング力不足・完璧主義)
英会話初心者がまず最初にぶつかる大きな壁は、主に以下の3つが挙げられます。
ポイント
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アウトプット不足:
英語を話す練習が圧倒的に少ないことです。頭の中では理解できても、実際に口に出す機会がなければ、なかなかスムーズに話せるようにはなりません。スピーキングの時間を確保できていないのです。 -
リスニング力不足:
相手の言っていることが聞き取れないと、会話は成り立ちません。単語は知っていても、ネイティブスピードの会話についていけないと実感することはよくあるでしょう。 -
完璧主義:
「間違えたらどうしよう」「完璧な英語を話さなければ」という思いが強すぎると、口から言葉が出なくなってしまいます。失敗を恐れず、積極的に話す姿勢が非常に大切です。
これらの壁は、誰もが経験するものです。これらを乗り越えるための具体的な方法を、これから詳しく見ていきましょう。
英会話ができない原因|挫折を招く12の理由
英会話学習において挫折を経験する人は少なくありませんが、そこには共通するいくつかの原因があります。ご自身の学習を振り返りながら、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
英語が全然できないと思う原因12選
1学習が習慣化できていない
英会話学習は、短期間で劇的な成果が出るものではありません。毎日少しずつでも継続することが何よりも重要です。
しかし、忙しさを理由に学習が途切れてしまったり、モチベーションが維持できずに数日でやめてしまったりするケースが多く見られます。習慣化できないことは、上達を妨げる大きな要因の一つです。
2インプットばかりで話す練習がない
単語や文法を覚えたり、英語のニュースを聞いたりするインプット学習は重要ですが、それだけでは「話せる」ようにはなりません。英語はスポーツと同じで、実際に声に出して練習しなければ身につかないのも事実。
「知識」と「実際に使う能力」は別物と捉え、話す練習の時間を十分に確保することが不可欠です。
3目標が曖昧
「英語が話せるようになりたい」という漠然とした目標だけでは、具体的な行動に移しにくく、モチベーションも維持しづらいものです。「3ヶ月後に海外旅行で簡単な会話ができるようになる」「半年後に仕事場の外国人同僚とランチで英語で話せるようになる」など、具体的な目標を設定することが、学習の羅針盤となります。
4文法にこだわりすぎ
完璧な文法で話そうとしすぎるあまり、言葉が出てこなくなってしまう「文法完璧主義」に陥る学習者は少なくありません。
もちろん文法は重要ですが、コミュニケーションにおいては「多少間違っていても伝えようとする姿勢」の方がはるかに大切です。まずは伝えたいことをシンプルに話すことから始めましょう。
5発音に自信がない
自分の発音が間違っていたら恥ずかしい、ネイティブに通じないのではないかという不安から、発信をためらってしまうことがあります。
発音は、リスニング力向上にも直結するため重要ですが、最初から完璧を目指す必要はありません。伝わる発音を目指し、少しずつ改善していく意識が大切です。
6聞き流し教材だけに頼っている
「聞くだけで英語が話せるようになる」といった謳い文句の教材に頼りすぎることも、上達を阻む原因になります。聞き流しは、英語の音に慣れるためには有効ですが、それだけで話せるようになるわけではありません。能動的に音を分析し、口に出して真似る練習が伴って初めて効果を発揮します。
7恥ずかしさ・恐怖心
日本人が人前で英語を話すこと、特に間違いを指摘されることへの恥ずかしさや、失敗への恐怖心が、学習の妨げになることはよくあります。しかし、間違いは学習のプロセスの一部であり、そこからしか学べないこともたくさんあります。このマインドセットを変えることが重要です。
8日本語訳に頼りすぎ
英語を話す際に、一度頭の中で日本語に変換し、それをまた英語に変換する、というプロセスを踏んでいると、会話のスピードについていけなくなります。これは、「英語を英語のまま理解し、考える」というトレーニングが不足している証拠です。最初は難しいですが、少しずつ英語脳を鍛える意識を持ちましょう。
9自分に合った方法を選べていない
巷には様々な英語学習法や教材があります。しかし、誰もが同じ方法で成果が出るとは限りません。自分のレベル、学習スタイル、興味関心に合った方法を選べていないと、学習が苦痛になり、継続が難しくなります。試行錯誤しながら、自分にとって最適な学習法を見つけることが大切です。
10語彙力不足
伝えたいことがあっても、適切な単語が分からなければ話すことはできません。基礎的な単語やフレーズが不足していると、会話の幅が狭まり、フラストレーションを実感する原因になります。実際に使える語彙を増やす努力は、英会話上達の基礎となります。
11教材やスクール選びの失敗
自分に合わない教材や、質の低い英会話スクールを選んでしまうと、時間とお金の無駄になるだけでなく、学習意欲を損なう原因にもなります。事前に情報収集をしっかり行い、体験レッスンなどを活用するなどして、慎重に選ぶことが重要です。
12必要性の意識が弱い
なぜ英会話を学びたいのか、その「目的意識」が希薄だと、学習が単なる「タスク」になってしまい、モチベーションが続きません。英語を話せるようになった未来の自分を具体的にイメージし、その必要性を強く意識することで、学習への意欲を維持しやすくなります。
英会話をできるようにするためのロードマップ
英会話学習は、段階を踏んで進めることで着実にレベルアップできます。ここでは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の考え方を参考に、初心者からビジネスレベルまで、段階的な目標とアクションを具体的に解説します。
ポイント
CEFRとは?
CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)は、言語の習熟度を測る国際的な指標で、A1(入門)からC2(熟練)までの6段階で評価されます。本ロードマップでは、CEFRの各レベルに相当する「できること」を、より具体的で初心者向けアクションに翻訳してご紹介。
レベル1:あいさつ+自己紹介
できるようになること
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ごく基礎的なあいさつ(Hello, Hi, Good morning/afternoon/eveningなど)ができる。
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自分の名前、出身、職業などを簡単な単語で紹介できる(例: "I'm [名前]." "I'm from [国名]." "I'm a [職業].)。
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相手の名前や出身を質問できる。
具体的なアクション:
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毎日、鏡に向かって英語であいさつと自己紹介の練習をする。
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基礎的な疑問詞(What, Where, Who)を使った簡単な質問と応答を練習する。
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自分の身の回りにある物の名前を英語で言ってみる。
レベル2:好き・嫌いを言える
できるようになること:
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自分の好きなもの、嫌いなものを簡単な表現で伝えることができる(例: "I like [食べ物/趣味]." "I don't like [〇〇].")。
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日常の天気や今日の気分など、ごく簡単な状況を表現できる。
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簡単な誘いや提案に対して、肯定・否定の回答ができる。
具体的なアクション:
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日常で「好き」「嫌い」と実感するものについて、英語で表現する練習をする。
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短い英文日記をつけて、自分の感情や行動をシンプルな文章で書く習慣をつける。
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好きな映画や音楽の簡単なレビューを英語で声に出して読んでみる。
レベル3:買い物・日常会話
できるようになること:
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お店で物の値段を尋ねたり、簡単な注文をしたりできる(例: "How much is this?" "Can I have [〇〇], please?")。
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レストランで注文したり、簡単な道案内を尋ねたりできる。
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日常のルーティン(朝起きてから寝るまで)を簡単な現在形で説明できる。
具体的なアクション:
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海外のスーパーマーケットのウェブサイトを見て、商品の名前を英語で覚える。
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オンライン英会話などで、買い物やレストランでのシミュレーションを行う。
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自分の1日の行動を英語で日記に書き、声に出して読む練習をする。
レベル4:予定や過去の話を伝える
できるようになること:
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過去に起こった出来事を簡単な過去形で話すことができる(例: "Yesterday, I went to [場所].")。
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未来の予定を伝えることができる(例: "Tomorrow, I will [行動].")。
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簡単な質問に対して、具体的に回答できる。
具体的なアクション:
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昨日の出来事や週末の予定を英語で誰かに話す練習をする。
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短い英文の物語を読んで、登場人物の行動を追体験する。
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過去形や未来形を使った簡単な文章を自分で作ってみる。
レベル5:旅行で困らない
できるようになること:
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海外旅行で必要なほとんどの状況(ホテルでのチェックイン、交通機関の利用、観光地でのやり取りなど)に対応できる。
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トラブルが発生した際に、状況を説明し、助けを求めることができる。
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旅行中の出来事や感想を、ある程度詳しく話せる。
具体的なアクション:
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旅行に関する英語のフレーズ集を読み込み、ロールプレイングで練習する。
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海外の旅行動画を見て、現地のネイティブが話すスピードや発音に慣れる。
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旅行の計画を英語で立てて、それを誰かに説明してみる。
レベル6:簡単な意見を言える
できるようになること:
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興味のある話題について、自分の意見を簡単な理由とともに述べることができる。
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賛成・反対の意思を明確に伝えることができる。
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簡単なディスカッションに参加し、相手の意見を聞き、自分の意見を主張できる。
具体的なアクション:
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英語のニュース記事や短いコラムを読んで、それに対する自分の意見を英語でメモする。
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オンライン英会話で、特定のテーマについて意見交換をするレッスンを受ける。
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身近な出来事について「なぜそう思うのか」を英語で説明する練習をする。
【今日からできる】初心者におすすめの学習法5選
「今すぐにでも英会話力を向上させたい!」そうお考えのあなたのために、今日から実践できる効果的な学習法を5つご紹介します。これらはすべて、英会話専門家も推奨する、実践的で成果が出やすい方法なので参考にしてみてください。
シャドーイングで発音とリスニングを同時強化
シャドーイングは、流れてくる英語の音声に少し遅れて影のように追随し、そっくりそのまま真似して発音するトレーニング方法です。
この方法では、英語の音の繋がり、リズム、イントネーションを体得し、リスニング力と発音を同時に劇的に向上させる効果が期待できます。
いきなり長い英文で始めると挫折しやすいため、まずは1日10分程度の短い英文(1〜2分程度の音声)から始めるのがおすすめ。
NHKの英語ニュースや、自分が興味のあるトピックの短いTED Talks、あるいはオンライン英会話のレッスンで使われたフレーズなど、聞いても苦にならない教材を選びましょう。
詳しくは以下の記事を参考にしてください!
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瞬間英作文で“口から出す力”を鍛える
瞬間英作文は、日本語の文を見て瞬時に英語に変換し、口に出すトレーニングです。
この練習は、日本語を介さずに英語で考える「英語脳」を育て、会話の瞬発力を高めるのに非常に効果的。目標は、日本語を見てから1秒以内に英語が口から出ること。焦らず少しずつ、スムーズに英語が出てくるまで繰り返し練習します。
初心者は、中学レベルの簡単な文法構造から始めるのが鉄則です。例えば、「これはペンです」「私は学生です」「彼は野球が好きです」といった、日常会話でよく使うシンプルな文から積み重ねていくことで、基礎的な英語脳が確実に構築されます。
市販の瞬間英作文教材を活用するのも効果的です。
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英語をどれだけ勉強しても、いざ英会話になると「言葉が出ない」と悩む日本人は少なくありません。この課題を解消する鍵として注目されているのが「瞬間英作文トレーニング」です。 「瞬間英作文トレーニング」とは ...
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オンライン英会話を使い倒す方法
オンライン英会話は、自宅にいながらにしてネイティブやフィリピン人講師などと実践的な英会話練習ができる、非常に費用対効果の高いツールです。しかし、ただ受講するだけでは効果が半減してしまうのも事実。
最も効果的なのは、週に3回以上、1回25分程度のレッスンを継続すること。短時間でも頻度高く英語に触れることで、英語を話すことへの心理的なハードルが下がり、着実に「話す力」が身についていきます。歯磨きをするように、英会話レッスンを日常の一部に組み込みましょう。
またレッスンを漫然と受講するのではなく、事前に話したい内容や使いたいフレーズを準備しておくことが大切です。
これにより、限られたレッスン時間を最大限に活用し、より実践的なアウトプットの機会を得ることができます。積極的に質問したり、自分の意見を伝える姿勢が重要です。
単語学習はフレーズで覚える
単語を一つずつバラバラに覚えるのは効率が悪く、実際の会話で使うイメージが湧きにくいものです。
単語は、文脈の中やフレーズとして覚えることで、より実践的な形で定着します。
例えば、「apple(りんご)」と覚えるだけでなく、「eat an apple(りんごを食べる)」「a red apple(赤いりんご)」のように、他の単語との組み合わせで覚えることで、いざという時にスムーズに口から出てきやすくなります。
単語帳を使う際も、例文と一緒に覚えるように心がけましょう。
失敗を恐れないマインドセット
英会話学習において最も重要なことの一つが、「完璧を目指さない」というマインドセット。
英語は、知識を詰め込むだけの学問ではなく、実際に体を動かすスポーツと同じです。バスケットボールでシュートを外すことを恐れていたら、いつまで経っても上達しないのと同じで、英会話も間違いを恐れていたら、いつまで経っても話せるようにはなりません。
多少の間違いは気にせず、積極的に発言し、練習を重ねることで、少しずつ正確性もスピードも向上していきます。「間違えてもOK!むしろ学びのチャンス!」という気持ちで臨みましょう。
3ヶ月で成果を出すスケジュール例
巷ではよく聞くキャッチコピーかもしれませんが「3ヶ月で本当に英会話ができるようになるの?」と疑問に思うかもしれません。
もちろん、流暢にペラペラ話せるようになるわけではありませんが、「話せる感覚」を掴み、自信を持って基礎的なコミュニケーションが取れるようになることは十分に可能です。
1ヶ月目:シャドーイング+基礎単語
最初の1ヶ月は、英語の音に慣れ、基礎的な土台を築くことに集中します。
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シャドーイング
毎日10〜15分、短い英文(ニュースや日常会話)をシャドーイングします。特に発音とリズムに意識を集中し、自分の音声を録音してチェックすることを習慣化しましょう。これにより、リスニング力が向上し、英語の音を正確に捉えられるようになります。 -
基礎単語
フレーズ: 中学レベルの基礎単語や、日常会話で頻出する短いフレーズ(例: "Nice to meet you." "How are you?")を毎日20〜30個程度、フレーズ単位で覚えます。単語帳を使う際は、必ず例文と一緒に声に出して覚えるようにしてください。
2ヶ月目:オンライン英会話週3回+瞬間英作文
1ヶ月目で培った基礎力をアウトプットに繋げ、話す練習を本格的に始めます。
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オンライン英会話
週に3回、1回25分程度のレッスンを必ず受講します。最初は自己紹介や簡単な質問応答から始め、慣れてきたら、前日や週末の出来事を話すなど、少しずつ話す内容を増やしていきましょう。 -
瞬間英作文
毎日15分、中学レベルの英文を瞬間英作文で練習します。日本語を見てすぐに英語に変換し、声に出すことを繰り返します。これにより、英語の語順で考える力が養われ、会話の瞬発力の向上を期待できます。
3ヶ月目:自己録音+テーマ別会話練習
3ヶ月目は、より実践的な会話力を磨き、自信をつける期間です。
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自己録音
日常の出来事や、自分の意見について、毎日5分程度、英語で話す様子を録音します。その後、聞き返して自分の英語を客観的に評価し、より自然な表現や文法を改善点として見つけ出します。 -
テーマ別会話練習
オンライン英会話のレッスンで、旅行、趣味、仕事など、特定のテーマについてより深く会話する練習をします。事前にテーマに関する単語や表現を調べておき、積極的に質問したり、自分の意見を述べたりするよう心がけましょう。 -
英語のインプット
引き続き、興味のある英語のニュースや短いポッドキャストを毎日聞くなど、英語に触れる時間を意識的に増やしましょう。
このスケジュールはあくまで一例です。ご自身の生活スタイルや学習ペースに合わせて調整してください。大切なのは、毎日少しずつでも英語に触れること、そして「間違いを恐れず、積極的にアウトプットすること」です。
英語が全然できない人におすすめの教材・サービス3選
英会話学習を始めるにあたって、どの教材やサービスを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、特に英語が苦手な方や初心者の方におすすめできる、信頼性の高い教材・サービスを3つご紹介します。
オンライン英会話:ネイティブキャンプ(無制限レッスン・初心者対応)
「とにかくたくさん話す機会が欲しい!」という方には、ネイティブキャンプが非常におすすめです。
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無制限レッスン
最大の魅力は、月額料金でレッスンを回数無制限で受けられる点。やる気さえあれば、1日に何回でもレッスンを受講でき、圧倒的なアウトプット量を確保できます。初心者が「話すこと」に慣れるために非常に重要な要素ではないでしょうか。 -
初心者対応
初心者向けの教材が豊富に用意されており、日本語を話せる講師も在籍しているため、英語学習に不安がある方でも安心して始められます。フリートークに抵抗がある場合は、テキストを使ったレッスンからスタートできるので、無理なく学習を進められるでしょう。
書籍:「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」
多くの英語学習者に愛されている、英作文トレーニングの決定版です。
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口から出す力を鍛える
日本語の簡単な文を見て、瞬時に英語に変換する練習を繰り返すことで、英語を英語の語順で考える「英語脳」が鍛えられます。これにより、会話の瞬発力と流暢さが向上し、伝えたいことがスムーズに口から出てくるようになります。 -
基礎固めに最適
中学レベルの文法事項をベースにした例文が豊富に収録されており、英語の基礎をしっかりと固めたい初心者の方に最適です。毎日少しずつでも継続することで、着実に「話せるための文法力」が身についていきます。
音声教材:NHK「英会話タイムトライアル」
NHKラジオで放送されている、英会話初心者向けの非常に実践的な音声教材です。
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瞬発力アップ
「瞬時に英語で返答する」練習に特化しており、実際の会話でとっさに英語が出てこない、という悩みを解決するのに役立ちます。短い時間で効率的にアウトプット練習ができる構成です。 -
日常会話に特化
日常生活でよく使う表現やフレーズが中心なので、すぐに実践で役立つ英語を習得できます。ラジオ放送だけでなく、テキストやアプリでも学習でき、自分のペースで取り組めるのも魅力です。
これらの教材やサービスを組み合わせることで、インプットとアウトプットのバランスを取りながら、効果的に英会話学習を進めることができるでしょう。ご自身の学習スタイルや目標に合わせて、ぜひ活用してみてください。
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『英会話タイムトライアル』聞き逃しても安心!再放送・アプリ活用術まとめ
忙しい朝、家事や出勤準備でラジオを聞き逃してしまった…そんなときも大丈夫です! NHKの『英会話タイムトライアル』には、聞き逃し配信や再放送といったリアルタイムで聞けなくても学習できる手段ががあります ...
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成功事例|ゼロから中級まで成長した学習者の体験談
実は筆者自身がゼロから独学で英語始めた英語学習者のひとりです。今では日常会話をスムーズにこなせるまでに成長しましたが、最初はひどいものでした。
まず始めたのは、オンライン英会話のネイティブキャンプ。最初はフリートークなんてとんでもない、と思って、テキストに沿ったレッスンを選びました。
週に3回、25分のレッスンを習慣化し、レッスン前には必ず、今日使いたいフレーズを2〜3個準備するようにしていました。講師の先生もとても優しくて、私がたどたどしい英語を話しても、辛抱強く聞いてくれたのが大きかったです。
その後もシャドーイングやら、NHKの『英会話タイムトライアル』の音声を使い、試行錯誤をしながら英語に触れ続けていたのを覚えています。1日3〜5時間ほど学習をする日もありました。
すると3ヶ月間経ったくらいで変化を実感できました。まず、オンライン英会話で自分の言いたいことが少しずつ伝えられるようになったんです。
私の経験から言えるのは、『毎日少しずつでも継続すること』と、『間違いを恐れずにアウトプットすること』の重要性です。才能がなくても、正しい方法で努力すれば、必ず成果は出ます。今、英語が全然できないと悩んでいる方も、ぜひ諦めずに挑戦してほしいです!
よくある質問(FAQ)
英会話学習に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。あなたの疑問を解消する一助となれば幸いです。
Q. 英語学習を始めるのに遅すぎますか?
A. いいえ、全く遅すぎることはありません。
英語学習に年齢は関係ありません。むしろ、社会人になってからの学習は、学生時代にはなかった明確な目標(仕事で使いたい、海外旅行を楽しみたいなど)があるため、モチベーションを維持しやすいというメリットもあります。
脳科学の研究でも、新しい言語の学習は脳の活性化に繋がり、年齢に関わらず能力は向上することが示されています。
Q. 独学だけで話せるようになりますか?
A. 可能です。
実際に、独学で英語を習得した成功者も数多くいます。 しかし、独学の最大の課題は、「実際に話す相手がいないこと」と「フィードバックが得にくいこと」です。
そのため、独学を基本としつつも、オンライン英会話や言語交換パートナーなど、定期的にアウトプットの機会を設けることを強くお勧めします。
Q. オンライン英会話を始めるときに不安です…
A. 不安を感じるのは当然です。しかし、心配はいりません。
ポイント
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日本人講師や日本語対応講師を選ぶ
→最初は、日本語が話せる講師や、日本人の学習者に慣れている講師を選ぶと、安心してレッスンを受講できるでしょう。 -
初心者向けの教材から始める
→フリートークではなく、自己紹介や簡単な日常会話など、初心者向けのレッスンカリキュラムが用意されているスクールを選び、それに沿って学習を進めることで、話す内容に困ることが少なくなります。
一度始めてしまえば、その不安は徐々に解消され、英語を話すことの楽しさを実感できるようになるでしょう。
まとめ|英会話できないはスタート地点
「英会話が全然できない…」そう実感しているあなたは、決して英語学習の敗者ではありません。
むしろ、それはあなたの英会話学習の「スタート地点」に立っている証拠なのです。多くの人が同じように実感し、そこから一歩踏み出して英会話を習得しています。
焦る必要はありません。あなたのペースで、しかし確実に学習を継続していきましょう。そうすれば、3ヶ月後にはきっと、「英語が話せる感覚」を掴み、自信を持ってコミュニケーションが取れる自分に出会えるはずです。