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6位 ジェニファー・アニストン
『フレンズ』を超えた多彩なキャリア

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ジェニファー・アニストンは、1994年にスタートしたドラマ『フレンズ』のレイチェル役で世界的に知られる女優である。この作品が彼女のキャリアの分岐点となり、一躍トップスターの仲間入りを果たした。

『フレンズ』以降、ジェニファーはロマンティック・コメディの顔として多くのヒット作を生み出してきた。
『ピクチャー・パーフェクト 彼女が彼に決めた理由』『なんちゃって家族』『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』など、家族ドラマ色の強いヒット作で感情に訴える演技を見せた。

特に2014年の『Cake/ケーキ 〜悲しみが通り過ぎるまで〜』では、従来とは異なるダークで重厚な役柄に挑戦し、批評家から高い評価を受けてゴールデン・グローブ賞にノミネートされている。この作品は、間違いなくコメディ中心と見なされがちな彼女のアーティスティックな幅を広げる重要な機会となった。

トレーニングやバランスの取れた食事を習慣化し、50代を迎えてもなお若々しく健康的な美しさを保っているジェニファー・アニストン。また女優業だけでなくプロデューサーとしても活躍し、配信ドラマなどで多彩な役柄やプロデュース業を通してエンターテインメント業界における存在感を保ち続けている。

5位 ハル・ベリー
アクション女優としての進化

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ハル・ベリーは、2001年に『チョコレート』でアフリカ系アメリカ人として初めてアカデミー賞主演女優賞を受賞した歴史的女優である。さらにベルリン国際映画祭銀熊賞も受賞し、演技派としての地位を確立した彼女だが、50代に入ってからはアクション女優としての新たな顔を見せている。

1999年にはテレビ映画『アカデミー 栄光と悲劇』でドロシー・ダンドリッジを演じ、エミー賞やゴールデングローブ賞を受賞。

さらには、『X-MEN』シリーズのストーム役や『007 ダイ・アナザー・デイ』のジンクス役など、たくさんのアクション映画に出演してきた。

また、2021年には主演映画『ブルーズド 〜打ちのめされても〜』で監督デビューも果たしている。

ちなみに3回の離婚歴がある女優としても知られるハル。真のパートナーと出会うために4年間シングルを貫き、自分自身と向き合う時間を持ったことも明かしている。アクション映画で発揮する力強さと同様、57歳を迎えてなお、あくなき成長を続けている。

4位 ジュリア・ロバーツ
人生経験が生み出す演技の深み

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『プリティ・ウーマン』や『エリン・ブロコビッチ』で知られるジュリア・ロバーツ。ハリウッドを代表する美人女優として『ピープル』誌から5度も「最も美しい人」に選ばれている。しかし彼女の真の価値は、年齢を重ねることで増していく演技の説得力にあるだろう。

アカデミー賞に4度ノミネートされ、『エリン・ブロコビッチ』で主演女優賞を獲得した彼女だが、3人の子育てを最優先してきたため、最近では映画出演を最小限に抑えてきた。

そのような状況の中、57歳で撮影に臨んだルカ・グァダニーノ監督の『アフター・ザ・ハント』では、大学教授役を見事に演じた。

ジュリア自身が語るには、「アルマの人生には学問的な経験や健康問題、長い結婚生活といった要素があり、25歳や35歳、45歳では演じきれないものばかりです。今だから、演技に深みが増し、表現の幅が広がったんだと思います」と述べている。

この言葉には、年齢を重ねることこそが女優としての財産になるという、彼女のウェルビーイングな価値観が表れている。

家族との時間を大切にしながらキャリアを築いてきた彼女の選択は、仕事と私生活のバランスを重視する生き方の模範となっている。近年の『アフター・ザ・ハント』での演技は、人生経験が生み出す説得力を存分に発揮したものとなり、長いキャリアの中でも特に高く評価された作品となった。

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