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50代を越えても活躍するハリウッド女優10選ーウェルビーイングと圧巻のキャリアとは?
ハリウッドでは、50代を越えてもなお圧倒的な存在感を放っている俳優がたくさんいる。活躍し続けることが難しい映画界で、彼女たちは逆に深みと説得力を増した演技で観客を魅了し続けているのだ。ここでは、50代を越えてなお輝き続けるハリウッド女優たちを、キャリアの軌跡、そして彼女たちが体現するウェルビーイングな生き方とともにランキング形式で紹介していく。
10位 アンジェリーナ・ジョリー
監督業でも才能を発揮する多才さ
アンジェリーナ・ジョリーは2025年6月に50歳を迎え、女優としてだけでなく監督や人道支援活動家としても活躍する多才な表現者として知られている。『トゥームレイダー』シリーズや『Mr.&Mrs. スミス』などのアクション映画で知られるアンジェリーナだが、近年は監督業にも力を注いでいる。
2013年には『最愛の大地』で初めて長編映画の監督を務め、自ら脚本も手がけた。続く『不屈の男 アンブロークン』では監督としての評価をさらに高め、主演と監督を兼任した『ラブ・ストーリー』では、夫のブラッド・ピットをプロデューサーに迎えるなど、クリエイターとしての幅を広げている。
さらに、2024年には『Maria(原題)』でヴェネチア映画祭に出席し、スタンディングオベーションで称えられた。
アンジェリーナのウェルビーイングな考え方は、表現者としての成長を続けながら、人道支援活動にも力を入れることにある。50歳を前にして「高齢女性になったよう」と加齢を語りながらも、オペラに新たな情熱を見出すなど、年齢を重ねることで広がる可能性を楽しんでいるようだ。
9位 シャーリーズ・セロン
美貌と実力を兼ね備えた稀有な存在
シャーリーズ・セロンは2025年に50歳を迎えた、美貌と実力を兼ね備えたハリウッドを代表する女優である。28歳で『モンスター』によりアカデミー賞主演女優賞を受賞したセロンは、その後も『スタンドアップ』や『スキャンダル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、演技派としての地位を不動のものにしている。
彼女のキャリアの特徴は、美しい外見を持ちながらも、役作りのためには体重を増やし顔を醜く変えることも厭わない徹底した役への没入だ。『モンスター』では13キロ増量し、特殊メイクで連続殺人犯を演じ切った姿は、今でもストイックなアプローチとしてハリウッド界で語り継がれる伝説となっている。
また、最新作『オールド・ガード2』では、華麗なアクションを披露し、50歳を迎えてなおそのキャリアは衰えることを知らない。
シャーリーズのウェルビーイングな生き方は、私生活において独身を貫き、二人の養子を育てる母として充実した日々を送ることにある。
15歳のときアルコール依存症だった父親から母を守るために起きた壮絶な事件を包み隠さず語り、その経験を力に変えてきた彼女の強さは、多くの女性に勇気を与えている。
結婚という形にこだわらず、自分らしい家族のあり方を選択した姿勢が、彼女の揺るがない魅力だろう。
8位 ペネロペ・クルスとサルマ・ハエック
国際的な美の象徴
スペイン出身のペネロペ・クルスとメキシコ出身のサルマ・ハエックは、長年の親友として知られる50代の女優だ。
2024年にニューヨークで開催されたイベントに2人が手をつないで登場した際、その若々しい姿にネットは騒然となり、「どうして全く年を取らないの?」「時間が止まっているみたい」と驚きの声が相次いだ。
ペネロペは1998年公開の『美しき虜』でゴヤ賞主演女優賞を受賞し、同年公開の『オール・アバウト・マイ・マザー』で国際的に知られるようになった。
さらに、2006年公開の『ボルベール〈帰郷〉』ではカンヌ国際映画祭女優賞、ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞を受賞し、スペイン人女優として初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされた経歴を持つ。
2008年には『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、ハリウッドで最も魅力的なキャリアを持つ女優の一人となった。
サルマは1989年にメキシコで放送されたテレビシリーズ『テレサ』に主演し一躍人気女優となり、その後ハリウッドに渡って『デスペラード』や『フロム・ダスク・ティル・ドーン』などのヒット作に出演してきた。
2002年には『フリーダ』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、ラテン系女優の代表として確固たる地位を築いた。
また自身の映画プロダクション”Ventanarosa”を設立し、テレビドラマ『アグリー・ベティ』の製作総指揮を務めるなど、プロデューサーとしても活躍している。
7位 サンドラ・ブロック
地道な努力が実った遅咲きの栄光
サンドラ・ブロックは1994年の『スピード』で一躍トップスターとなった女優だが、真の評価を得たのは50代を目前にした時期だったと言われている。
『あなたが寝てる間に…』や『デンジャラス・ビューティー』でゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門でノミネートを重ねてきたブロック。
2009年の『しあわせの隠れ場所』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞の主演女優賞を果たした。
この作品は、実在のアメフト選手の物語を描いたノンフィクション『ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟』を映画化したもの。
サンドラの母親役としての演技が高く評価された。その後も、2013年の『ゼロ・グラビティ』で再びアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、演技派女優としての地位を不動のものにしている。
サンドラの色褪せないウェルビーイングな考え方は、地道な努力を続けることにあるだろう。
デビューから約15年かけてアカデミー賞を獲得した彼女のキャリアは、一夜にして成功を手にするのではなく、長い時間をかけて実力を積み重ねることの大切さを教えてくれる。
『評決のとき』、『イルマーレ』など多様なジャンルの作品に出演し、幅広い演技力を身につけてきた彼女の姿勢が、50代を超えても輝き続ける秘訣だ。




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