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豪華キャストその全貌…実写映画『ストリート ファイター』の初映像公開でファン大興奮

映画『ストリート ファイター』

2026年10月16日に全米公開が予定されている実写映画『ストリートファイター』。ようやくファン待望の初映像が公開され大きな注目を集めている。

本作は1994年のジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作、2009年の『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』に続く3本目の実写映画化となる。フランチャイズの完全リブートとして位置づけられている作品だ。2025年12月11日にゲーム・アワードで初公開されたティーザー予告編では、キャスト陣がステージに登場し、大きな反響を呼んでいる。

実写映画『ストリート ファイター』豪華キャスト陣

本作の中核を担うのが以下のメンバーだ。

  • リュウ役 アンドリュー・コジ
  • ケン役 ノア・センティネオ
  • 春麗役 カリーナ・リャン

アンドリュー・コジはドラマ『ウォリアー』で磨いたキレのあるアクションと、表情を抑えた静かな芝居が魅力の俳優で、黙々と修行を重ねるリュウ像とかなり相性が良さそうに感じる。拳の重さや構えの美しさをどこまで作り込んでくるのか、武道ものが好きな自分としては一番ワクワクしているポイントだ。

一方のノア・センティネオは、チャーミングな笑顔と軽快なトークで人気を集めてきた若手スターで、社交的で陽キャ寄りなケンを現代的なヒーロー像として見せてくれそうだと期待している。

春麗役のカリーナ・リャンは、武術とダンスという二つのバックグラウンドを持っており、しなやかな脚技を軸にしたファイトスタイルがどこまで“魅せるアクション”として仕上がるのか、トレーラーの時点でかなり注目を集めている印象だ。

さらに本作では、ヴィランや“怪物級”ファイターのキャスティングにも注目。

M・バイソンに抜擢されたデヴィッド・ダストマルチャンは、コミック原作映画で不穏な役どころを数多く演じてきた顔ぶれで、その不気味な存在感を独裁者バイソンの狂気にどう結びつけるのかが見どころになりそうだ。

ブランカ役のジェイソン・モモアは『アクアマン』(2018)や『マインクラフト/ザ・ムービー』(2025)の出演で知られている。すでに見た目からして“野生そのもの”という雰囲気があり、筋肉量とワイルドな佇まいがゲーム版のイメージにかなり近い。特殊メイクとCGをどう組み合わせるのかによって、ブランカが“人型のファイター”寄りになるのか、“怪獣的なクリーチャー”寄りになるのかがそのバランスにも注目したい。

アクマ役のロマン・レインズは、WWEで培った圧倒的な体格とリング上でのオーラが武器。画面に立っているだけで「ラスボス感」を出せるタイプのキャストだと感じる。

ガイル役を務めるコーディ・ローズもWWE出身で、軍人らしい直立姿勢とメリハリのあるムーブが持ち味だ。短いカットだけでも“ソニックブームを撃ちそうな男”という空気をまとっており、軍人ガイルの説得力はかなり高くなりそうだと期待している。

バルログ役の50セント(カーティス・ジャクソン)は、ラッパーとしてのスター性とナルシスティックなキャラクターが共通しており、仮面の下でどんな表情を見せるのかが楽しみなポイントだ。

ベガ役のオービル・ペックは、素顔を隠して活動するカントリー歌手として知られていて、その“仮面キャラ”としてのパブリックイメージが、そのままベガのミステリアスな雰囲気に重なる配役だと感じる。

そのほか、以下の役がキャスティングされている。

  • ザンギエフ オリヴィエ・リヒターズ
  • ダルシムヴィ ディユット・ジャムワル
  • エドモンド本田 ヒロオキ・ゴトウ
  • ダン アンドリュー・シュルツ
  • ドン・ヴァンジ エリック・アンドレ

実写映画『ストリート ファイター』物語の設定と撮影状況

本作は1993年を舞台に、疎遠になっていたリュウとケンが春麗の呼びかけで再集結し、ワールド・ウォリアー・トーナメントに参加するストーリーが描かれる。この年代設定は、アーケードゲーム『ストリートファイターII』が世界的ブームを巻き起こした時期と重なり、ファンにとってノスタルジックな要素となっているようだ。​

公式が公開したあらすじによると、トーナメントの裏には危険な陰謀が隠されており、リュウとケンは互いに対峙し、過去の影と向き合わなければならない状況に追い込まれる物語だという。

主要撮影は2025年8月にオーストラリアで開始され、11月に完了しているとのこと。​

『ストリート ファイター』ティーザー予告編で一気に反響

2025年12月11日にゲーム・アワードで公開されたティーザー予告編は、ゲームファンから大きな注目を集めた。予告編では、各キャラクターがゲームに忠実なシルエットで登場し、ガイルの「フラッシュキック」などの代表的な必殺技を再現したシーンが盛り込まれている。また、ゲーム内のミニゲームとして知られる車破壊シーンへのオマージュも含まれており、アーケード文化を重視した演出がなされている。​​

脚本はダラン・マッソンが担当し、Legendaryとカプコンが製作、Paramountが配給を行う体制で、2026年10月16日の公開に向けて準備が進められている。過去の実写化作品が批評的に厳しい評価を受けたことを考えると、本作がどのようにゲームの世界観を映像化し、ファンの期待に応えるのか、ファンの関心は高まる一方だ。

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