大ヒットミュージカル映画『ウィキッド ふたりの魔女』(2024)の続編となる『Wicked: For Good(ウィキッド:フォー・グッド)』(2025)の最新予告編が、公開からわずか24時間で1億1,300万回再生を突破。昨年の第1作を大きく上回り、2025年の話題作として期待が高まっている。
“黄色いレンガ道”への期待、再び
ブロードウェイ・ミュージカルを原作とした映画『ウィキッド ふたりの魔女』(2024)の続編『Wicked: For Good(ウィキッド:フォー・グッド)』(2025)。その予告編が、公開から24時間で1億1,300万回という驚異的な再生回数を記録した。これは第1作『ウィキッド ふたりの魔女』(2024)の7,500万回を大きく上回る数字であり、『バービー』級の関心を集めていると、配給のユニバーサル・ピクチャーズは語る。
今回の予告編では、第2幕の象徴的な楽曲「No Good Deed」やタイトルの由来でもある「For Good」が披露され、グリンダとフィエロの華やかな結婚式や空飛ぶ猿、ドロシー一行がオズの魔法使いの前に現れる場面など、ファン垂涎の映像が詰め込まれている。
この予告編は、オンライン公開に先立ち、北米100館以上の劇場で特別上映された『ウィキッド』内でも先行公開された。また、前日にはシンシア・エリヴォ(エルファバ役)やアリアナ・グランデ(グリンダ役)、ジョナサン・ベイリー(フィエロ役)らキャストが登場する15秒のティザー映像がInstagramにて公開され、こちらも8,500万回以上の再生を記録している。
『オズの魔法使い』の前日譚として描かれるこのシリーズ。続編ではエルファバとグリンダの友情に亀裂が入り、エルファバが「西の悪い魔女」として国家の敵にされるまでの過程が描かれる。第1作は世界興収7億4,400万ドルを突破し、アカデミー賞では作品賞や主演女優賞(エリヴォ)、助演女優賞(グランデ)など10部門にノミネートされた。
注目の続編『ウィキッド:フォー・グッド』は、2025年11月22日公開予定。“黄色いレンガ道”のその先に、観客は再び魅了されることだろう。