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トム・クルーズがギネス世界記録更新!映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング・ファイナル』撮影の裏側公開

「リスクは取らない。頭を使うだけだ」──そう語る彼の背中には、炎に包まれながら空を舞う姿があった。トム・クルーズ、伝説に新たな1ページ。パラシュートで16回ダイブ──人間離れした“最後のミッション”

 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング・ファイナル』の撮影中、主演トム・クルーズが『燃えるパラシュートでのジャンプ』を16回敢行し、ギネス世界記録に認定された。

 これは同作のクライマックス、飛行機からの落下シークエンスの撮影に伴うもので、クルーズは炎が上がるパラシュートでのジャンプを繰り返し実施。「ツイスト(ねじれ)が起きたまま炎上したら、自分が回転しながら燃えることになる。10秒以内に体勢を立て直さなきゃいけない」と映像内で語る彼の表情には、真剣さと冷静さが宿っている。

「リスキーになるな。頭を使え」と言いながらも、実際にやっていることは“正気とは思えない”レベルのスタント。このシーンが、29年にわたって続いたイーサン・ハント役の最後のスタントになる可能性も高いという。

世界興収はすでに3億6000万ドル突破

 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング・ファイナル』は5月のメモリアルデー週末に全米公開され、初動でシリーズ最大の2億ドルを記録。すでに世界興収は3億6000万ドルを超えており、トム・クルーズの人気と集客力はなお健在だ。

 カンヌ映画祭で「これが本当に最後のミッションなのか?」と尋ねられたクルーズは、「観て楽しんでほしい。すべてがこの瞬間のために積み重ねられてきた。それだけだよ」と、はぐらかし気味にコメント。完全な引退については明言を避けた。

クルーズからファンと映画人たちへ感謝の言葉

 公開後、クルーズは公式メッセージでこう綴った。

「歴史に残る週末だった!映画人、アーティスト、スタッフ、劇場関係者、そして観客の皆さんに心から感謝します。僕らが存在するのは、あなたたちのためです。愛と敬意を込めて。──トム」

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