頑張って英語の勉強を継続しているのに上達している気がしない。
ここまで継続してきたのに思ったよりもしゃべれない。
英会話を勉強していく中でこのように感じるのは学習者全員だと思います。
いくらその時が訪れるとわかっていても感じると苦しいですよね。
特に英語に慣れ始めた頃、学習ルーティンに飽き始めた頃はそう感じる人が多いようです。
ですが「伸びない」と感じた時こそ大きく上達できる準備期間だという事は知っていますか?
英語学習に上達グラフは右肩上がりではなく、波線になるのは知っているでしょうか?
しっかり伸びない理由を明確にして対策を打てば100%成長する事ができます。
今回は学習者に必ず訪れる「伸び悩み」に対する原因と対策を私の経験からシェアをしていきます。
ぜひ、参考にしてください。
「英会話の伸び悩み」が訪れる原因
「英語力が伸びない」と感じるのは学習を続けてきたから思うことです。
そもそも、学習を続けてこなければそれすら感じません。
ここで諦めるのはまだ早いですよ。
これは英語学習者全員が乗り越えるべき登竜門みたいなものです。だからこそ受け入れて頑張って乗り越えていきましょう。
ぜひ一度立ち止まって、どこに問題があるのかを見つめ直していくことをおすすめします。
それでは、なぜそういったことを感じてしまうのか原因を見ていきましょう。
❶ 自身のレベルが明確ではないから
英語学習の難しいところは成長を明確化しにくい部分があります。
はっきり「あなたのレベルは35!」「あなたのレベルは50!」みたいに数値化されにくいです。
だからあなた自身が本当の英語のレベルを知らないと言えます。
だからこそ「こんなに頑張っているのに・・・しっかり成長しているかな・・・」と不安になりやすいと言われています。
TOEICなどの英語の試験もありますが、ビジネス向けの試験だったりしますよね。
実際、対策をして試験を受ければ本当の英会話以上の成績を出すことも可能です。
そう考えると、本当の英会話をレベルを測る事が難しいと言えると思います。
❷ 英語を話す機会が少ないから
特に独学をしている人に多い傾向にあります。
日本では英語を話す必要がないので、圧倒的にアウトプットをする機会が少ないのが原因です。
確かに英語の知識を得ることも大切です。それが全ての基盤になるからです。
ですが英会話を上達させたいならその言葉を始めて使えて能力になります。
インプットも勉強ですが偏りすぎるとよくないです。
バランスが取れていないと「本当に英会話が上達しているのか?」と疑う原因になります。
❸ 勉強方法に飽きているから
これは私がよく感じていたことです。
「継続」が1番大切と言われる英会話ですが、毎日すごく地道な作業だと思うこともありますよね。
単語を覚えることや何度も同じ文章を声に出すことなど、毎日が同じ繰り返しです。
時には「この方法で本当に上達しているのかな?」感じることもありますよね。
当時、私がこう感じた時は何度もインターネットで効果的な英語の勉強法を調べていました。
❹ 自分の成長を理解していないから
これが1番の落とし穴だと私は思います。
今思えば伸び悩みの時期はありますが「自分で成長を感じていない」ことの方が大きいです。
伸びにくい時期はあります。それを感じてネガティブになる程、成長しているはずの成長を感じれていない可能性があります。
英語はやればやるほど伸びることも事実です。
1日1つ単語を覚えること、フレーズを暗記することもそれは英語力が変化している1つの証拠です。
誰もが早く話せるようになりたいです。
よく自分がペラペラな姿を想像しますよね。すると現状のレベルのギャップに失望してしまうこともあります。
それによって負のスパイラルに陥る可能性が高くなるわけです。
英語力伸び悩みのポイント:メンタル
私が伸び悩みを経験して感じた事があります。
それは「伸び悩み」はメンタル的な要素をたくさん含んでいることです。
確かに成長のグラフは右肩上がりではなきことは実証されています。
ですが上記を見ても分かる通り、全く成長をしていない時期はないです。
明らかに度合いは違いますが、頑張って学習を継続していれば少しずつでも上達をしていると言えます。
「伸び悩み=英語が上達しない時期」と勘違いをする人が多いです。
その結果「やっても意味がない」「成長しないから仕方ない」などネガティブになる可能性が高いです。
ここでは伸び悩みでもしっかり成長をしていることをわかっていただければと思います。
よく言われるブレイクスルーとは?
よく伸び悩みの時期はブレイクスルーが訪れる予兆だという話があります。
上記のグラフを見ていただければ分かると思います。おそらく成長期に当たる部分がブレイクスルーを意味します。
確かに私もそう感じた時期もありました。ですがそれを期待して訪れたわけではなく、何気ないルーティンをしていた時に突然訪れた出来事です。
その成長を期待するよりもいかに安定した継続を続けられるかが大切です。
英語で伸び悩みを感じた時の対処方法
それでは実際に「伸び悩み」を感じた時、どのような対策を取れば良いのでしょうか?
私がここで1番お伝えしたいポイントは「英語との距離感」を考えることです。
伸び悩みを感じたことで勉強量を増やしても逆効果です。
この時にこそ、程よく普段よりも気楽に英語を向き合っていく意識を持ちましょう。
❶ 日々の学習レベルを最低限まで下げる
伸び悩みを感じると直接的に英語学習へのモチベーションへ影響があるかと思います。
確かに継続も大切ですが、目の前の継続よりもこれから数年先を考えた継続を意識していきましょう。
そう考えた時に、一度英語の学習量を減らすのは1つの手段です。
極端にレベルを下げてみましょう。例えば以下のように設定することができます。
・単語帳を1ページだけ読む
・フレーズを音読する
・海外のドラマ1話だけを見る日にする
これくらい学習量を軽くしても大丈夫です。
ここのポイントは「最低限英語に触れること」を基準に設定することです。
さすがに1日英語に対して何もしないことは危険です。
そのままやめてしまう可能性が高くなります。
何でもいいので英語に触れることを意識してみましょう。
❷ 英語を楽しむことをする
みなさんが英語を学習する根本的な理由に「楽しいから」とという人は多くいると思います。
それが理由で始めた英会話も「英語の楽しさを忘れてしまった」と気づいた人もいるはずです。
そこで一度原点に戻ることをおすすめします。
私は伸び悩みや英語へのモチベーションを失った時、「海外のドラマや英語を見てひたすら楽しむ」ことをしていました。
それを見ることで「この人のように楽しめるようになりたい!」と思えるからです。
そうなると伸び悩みとか関係なくなる自分がいました。
それぞれ英語を学ぶ目的があると思います。そこに立ち返る事が一つの手段です。
英語は楽しく言語コミュニケーションをする一つの手段ですから楽しさを見出してみてください。
❸ 普段しない勉強法を試す
気分転換に普段しない勉強法をすることもおすすめです。
英語学習方法や英語教材は今は山ほどあります。これをプラスに捉えるとそれだけ選択肢があるということです。
例えばスポーツ選手が違う練習方法を試した結果、急に上手くなった例を聞いたことはありませんか?
実は英語もそれと同じです。
いろんな方法や教材があるなかで必ずあなたの成果を最大限引き出してくれる効果的な学習があります。
一度それを探す期間にしても大丈夫です。
特に独学で学んでいる人はそうですが、英語学習は試行錯誤します。それを繰り返して成長していく事が普通です。
気分転換に新しい学習方法を取り入れてみてください。
まとめ
誰もが「伸び悩み」を感じます。それをわかっていたとしてもストレスですよね。
ですがこれをポジティブに捉えてほしいなと思います。
冒頭でも言いましたが「伸び悩み」を感じることは毎日しっかり勉強をしている証拠です。
しっかり英語学習が上達している証拠でもあります。
また実際は伸び悩んでいるだけであり、全く成長してるわけではないということです。
ぜひ、英会話ライフを楽しんでください。
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